日照時間は約19時間

2020年07月07日(火) 17:42

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19 HOURS OF SUNSHINE!
The cottage we rented was located at about 60 degrees north latitude, and we had about 19 hours of sunshine. When I stepped into the house, it looked dim and wondered why there's no big window to shed light. Now, I understand it makes super sense to secure enough amount of sleep even during summer with longer sunshine. When the sun is out, Swedes are supposed to be outside to absorb sunshine and find no necessity of having a big window, right? Well, the week we spent in Värmland could have been the best one in this summer with the highest temperature, as it's now 17 degrees down in Lund.

お借りした湖畔の宿はVärmland(ヴェルムランド)県のまあまあ北側にあるÖstmark(エストマーク)という小さな町から車で15分ほどさらに北上したところに位置していました。わたし達が住むLund(ルンド)は北緯55.70584、首都Stockholm(ストックホルム)は北緯59.334591、Östmarkはさらにすこし北の北緯60.28333だそうです。参考までに東京は北緯35.652832、札幌が北緯43.066666です。

[1] 6/24のOstmark [2] 6/24のLund [3] 6/24の東京

かなり日照時間の長い日々を体験してきました。ちなみに北緯66°あたりにある北極線よりはまだまだ南なので、白夜にはなりません。到着した日の翌日(夏至の4日後)の日照時間は18時間57分でした[1]。その日のLundは17時間31分[2]、東京は14時間34分[3]だったので、Lundよりも1.5時間、東京よりも4.5時間ほど日が長かったということになります。

Lundと比べればわずか1.5時間なのですが、この差は歴然でした。お借りした家の中が全般的にうす暗くて「どうしてもっと窓を大きくして太陽光を中に取りこむ作りにしないのかな?」と最初は不思議に思ったのですが、2~3日ですぐに理由がわかりました。夏の間は外が明るくても眠れるようにすることのほうが大事で、太陽光を浴びたければ外に出れば良い。天気の悪い日や秋冬はどうせ陽が差さないのだから、窓は小さくして暖房効果を上げるほうが効率的ですしね。

西側にある山のおかげで日の入りを体感する時間はすこし早めだったけれど、↑太陽が沈んでもさほど暗くはならないまま日の出がやってきて↓、鳥のさえずりで目覚めてしまうという贅沢な日々でした。

いやー、それにしても本当にお天気に恵まれてなによりでした。今日のÖstmarkの最高気温は15℃のようです……。Lundも17℃なので半袖でもかなりひんやりしています。もしかしたら、夏はもう終わったのかもしれません。