電子書籍のある難点
2020年04月07日(火) 16:31
UXいろいろ, 本&映画の紹介, リサーチャーの知恵袋- A DRAWBACK OF E-BOOKS
- I read "Gulliver's Travels" on an e-book reader, and wondered how thick this book could be, because it looked only 7% progress I made when I finished the first story. The e-book seemed to be made for an easy come-and-go between the body text and explanatory notes, which resulted that the notes occupied 75% of the book. I was once again impressed by the feature Kindle provides, which would tell how many more minutes you would need to finish reading the book.
3月に読んだ11冊のうち、電子書籍は『ガリヴァー旅行記』の1冊のみでした。残り10冊のうち3冊が借り物で、7冊は手元にある紙本です。
2月の14冊の内訳は、6冊が電子書籍で、3冊が借り物、5冊が紙本です。2月は東京往復があったので電子書籍が多めになりました。電子書籍のなかった頃は、持っていった本を行きの機内で読み終えてしまって、帰りは仕方なく機内誌を読むみたいな感じでしたが、電子書籍の登場により「何冊でも無制限に持ち込める」ようになりました。このちがいはデカイです。
でも、読んでいる最中のエクスペリエンスだけであればやっぱり紙本のほうが好き。残りのページ数がざっくりわかるのと、ページの行ったり来たりがしやすいことが自分にとっては主な理由だと感じています。
『ガリヴァー旅行記』を電子書籍(BookLive!)で読みはじめて、リリパット国(小人の国)の物語の第一章を読み終えたところで進捗を確認したらわずか2%で、「すんごい読んでるのに進んでないな……」とか思いながら読み進め、いよいよブロブディンナグ国(巨人の国)の物語がはじまったところでもまだ7%という数字を突き付けられたときには心が折れそうになりました笑。
途中でふと注記へ飛んでみて、やっと事態を把握できました。本文と注記の行ったり来たりをしやすくするために、注記ひとつにつき1ページを割いているため注記のページ数が膨れ上がり、本文25%に対して注記が75%くらいになっちゃっていました。読んでも読んでも数字が増えないはずですよー。
読書スピードと残りの文章量から、読み終えるまでのおよそ時間を計算して教えてくれるKindleの機能がちょっと恋しくなりました。そして、Kindleにも未読の本があることを思い出した。あっちこっちに本があって管理しきれない状況は、電子書籍の追加でさらにとっ散らかった感があります。