引越し……の予習

2020年03月23日(月) 18:01

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SORT OF PREPARATION TO MOVE
An expat family decided to fly back to Japan 2 weeks earlier than the original schedule, and we helped them to move out. They had lived in a well-known apartment which was designed beautifully. It was such a fun to simulate how we would make our living here instead of the house in Lund. It could be nice to have a park and the sea in a walking distance, but I didn't like the small bathrooms compared to the gross floor area and the windows heading to either east or west. As I want to believe our choice was best, my judgement to the apartment could have been a bit harsh. Anyway, we learned from this move that we should not buy many physical stuffs, and we should not bring too much foods back from Japan (though we might not be able to go back for a while).

Eric Sigfrid Perssonの指揮下で1937年~38年にかけて建築された Ribershusというちょっと有名な(知らんけど)集合住宅にお住まいだった旦那の同僚ご家族が、予定を2週間ちかく早めて日本へ帰任してしまいまして、その引越し荷物の搬出に代理で立ち会ってきました。

なにせ急な展開だったので、荷物の箱詰めは途中までだし、保険の書類も書きかけだし、日本には持ち帰れない食品も梱包されちゃってるしで大変でした……。でも、すばらしい予習になりました。

家中に密かに設えられている収納スペースがたくさんあって、そこに大量の荷物がありました。スウェーデンの人たちは、ストレージやガレージに物をしまい込んで、生活スペースはすっきりさせておくという習性があるらしく、この家もそうしたニーズに応える作りになっていたようです。すべての収納が空っぽになったことを確認するのがけっこう大変でした。置いたり、しまったりする場所があると、どうしても物が増えてしまうから、帰るときに苦労しないよう、物を増やすのは控え目に……という戒めになりましたマジで。

食料品については、日本から持ってきたものだからと言って、そのまま日本に持ち帰れるわけではなく、特に日通は「検疫で引っかかりそうなもの」を広義に捉えて、怪しいモノは「受け付けない」もしくは「持ち主の責任下で受け付ける」のいずれかの対応をとるそうです。検疫で引っかかった場合は、荷物の中から該当するものを取り出し、廃棄する手間がかかるため、その手数料およそ400ユーロ(約47,000円)を客が自己負担する約束をしないかぎり、受け付けてもらえません。手数料を払ったうえに、物は廃棄することなるので損しかない。一か八かの賭けをしてでも持ち帰りたい食品でなければ、こちらで消費か廃棄するのが正解になります。ちなみに今回問題になった物品は次のとおり。

  • 自家製のジュースやシロップ(開栓済み商品扱い。理由は未確認ですが、中で菌が繁殖している可能性があるし、中身がこぼれることで他の物品やら何やらを汚す懸念が強いと思われる)
  • カレールー(ポークエキスや牛脂豚脂混合油などが含まれるため厳密には動物検疫を通す必要がある)
  • コンデンスミルク缶(乳製品のため動物検疫を通す必要がある)
  • 白胡椒(香辛料原料にあたり植物検疫の輸入検査を通す必要がある)

医薬品も市販品であれば問題になりませんが、処方薬の場合は「処方箋の添付」が義務づけられていて薬事法の適用になります。ほかにも数に制限がある物(米、酒など)や有無を言わさず没収される物(危険物、偽物、わいせつ物など)などがあって、それはもういろいろ大変。1年後か、2年後かわかりませんが、日本に戻る日が来ること前提で増やさない生活を心がけることにします。日本から持ち込む食料品も過度にならないように注意しなければ……(しばらく帰れなさそうだけど)。

[1] 1階は広々スペース [2] 中二階から2階をのぞむ [3] 2階居室からの眺め

立ち会いの途中、「ここに入居することになったらシミュレーション」をして遊んでみました笑。 マルメ城とそれを囲むステキな公園や海!が目と鼻の先という立地はかなり羨ましいし、なんと言っても部屋のつくりはシャレオツー。 ワクワクしながら二人でいろいろ考えてみたのですが、数はあれども使いにくそうな収納の数々、総床面積の割に手狭なお風呂場回り(でもトイレは3個もある!)、リビングが東向きで寝室とキッチンが西向きという方角などなど、意外と難点が多かった。もちろん自分たちが選んだ「我が家こそが最高である!」と信じたい気持ちが歪んだ見方を助長した可能性は否めませんが笑。