灰色の鶴たち

2020年03月30日(月) 18:52

ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン
GRAY CRANES!
There is a stopover for gray cranes in the east of Skåne. Because of the COVID-19 issues, the observatory was closed, but you can just see them from the ground. To protect birds, we have to keep a far enough distance from them. The camera and the tele lens which we brought were just nothing compared to those super serious ones like a bazooka. The "gray" color sounded so interesting to us as we got used to Japanese "snowy" crane, but we needed to have a better lens or a pair of binoculars at least to observe the color.

Lund(ルンド)から東へ車で1時間ほど行ったところに、毎年3月下旬~4月上旬に「灰色の鶴」が渡ってくるところがあります。去年は行きそびれてしまったので、コロナにめげずに出かけてみました。ウイルスの拡散を予防するために展望台は閉鎖しているけれど、そんなところに登らなくてもぜんぜん見えるってWebサイトに書いてあったので。↓の写真右下の大木の陰に展望台があって、見学客の姿はまばらでした。鶴の数のほうが圧倒的に多い笑。ちなみにわたし達が行った日の前夜のカウントでは5,700羽いたそうです。

灰色の鶴5,700羽に対して、人間10人くらいでした。

15分くらいねばって、やっと何羽かの飛翔を目撃。 関心度が高めの老夫婦は双眼鏡をそれぞれ携えていたり、超本気の人はバズーカみたいな望遠レンズで狙っていたりして、うちクラスの一眼カメラではちょっと恥ずかしいレベルでした笑。

やっと飛んでいる姿を激写

それにこのくらいだと、「なんとなく灰色」くらいにしか色もわからないという……。日本で「鶴」と言えば、釧路湿原のシンボルとしておなじみの「丹頂鶴」です。雪原に降り立つ丹頂鶴は真っ白い羽毛に覆われていて、首と羽の一部にある黒や頭頂の赤とのコントラストが美しい。それこそが「鶴」だと思って生きてきたので「灰色の鶴」とは珍しい……とワクワクしていたのですが、よく見えなかったというのが結論です笑。Webサイトにある写真や動画で一緒に確認しましょう。

色まではっきりは見えない笑