動物の居場所
2020年02月28日(金) 18:18
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, サインやUIの話, スウェーデン, マチとヒトの観察, リサーチャーの知恵袋- SPACE FOR ANIMALS
- Many Swedes travel with their cats and dogs, so there are specific areas for them to be on every train and bus. Those separated areas are also for those who don't like to travel with animals like me who is afraid of cats. On the way back from Stockholm, we had any other choice than the pet-OK area, but I found the cats and dogs so quiet and kids were much noisier. Sweden is a great country for animal lovers, anyway.
コペンハーゲンの空港から乗った電車にお犬様をお連れの人が何人かいて、下車したLund(ルンド)駅のホームでは、まあまあの大型犬を3匹も連れて歩いている人がいて、いずれも日本ではあまり見ない光景だな……と。
列車には、お犬様専用席があります[1]。たぶんですが、大型犬はこの場所でおとなしくしてねって感じのスペースです。犬はここにいなければならないってほど厳しい感じではなく。この部分だけ、通路側にガラスの衝立みたいなのがあるから、犬がイヤな人もそれほど気にせずに通れるという配慮ではないかと。
Stockholm(ストックホルム)で利用した2両連結タイプのバスには、犬などの動物を連れている人は後ろ側に乗るように!というお達しが書いてありました[2]。ただし盲導犬は例外でどちらの車両に乗っても良し。
そしてStockholmからLundへ戻るための高速列車。予約していた電車が悪天候により遅れることになったと通知が来たので、はやめの電車に変更しようと思ったらペットOKエリアにしか並びの空席がなくて、そんなエリアがしっかり用意されていることに驚きつつ「猫がいたらイヤだよ~」と思ったけど、仕方なく写真[3]の座席で帰ってきました。で、猫が前の席にいたし、通路をはさんで隣にも犬が2匹いたけれど、みんなとても静かでしたー。3列くらい後ろの子どもたちのほうがよっぽどうるさかった笑。
動物を連れて移動したい人をバッチリ受け入れつつ、一方で、動物と一緒の空間にいたくないと感じる乗客にも配慮して居場所を分けてあって、そういうところはとても気の利いた国だなーと思う、スウェーデン。ま、人口が少ないからできることかもしれませんが。