205分の遅延を食らった話
2019年11月28日(木) 20:59
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 北海道, 東京- EXPERIENCE OF A 205-MINUTE-DELAY
- It was an awful and memorable experience, and I should record it. My flight, that was scheduled to take off at Haneda at 20:00, was once announced to be delayed for 135 minutes. There was 1 seat available that was to take off at 21:00, but it would land in Chitose before the final train heading to Sapporo leaves, so the airline wouldn't cover the further transportation even though I miss it. Umm, I didn't like that risky transit, so decided to stick to the original booking. And I was knocked down to learn a further delay announced right after I gave up the earlier but risky flight. Finally, the delay became 205 minutes.
東京滞在中あまりにもいろいろあったので、到着早々に出くわした大事件のことをすでにうろ覚え。でも絶対に忘れたくないので備忘録的に書いておくことにする。
仕事のスタートが予定よりも遅れることになったので、急遽、2泊3日で帰郷することにしました。札幌です。でも、即位礼正殿の儀が予定されている火曜日が祝日となり、飛び石連休になっていたため飛行機が軒並み満席で、かろうじて取れたのがANA79便。そういうことで当初の予定はこちら。
- 羽田20:00発 →→→ 新千歳21:35着
20キロ分の荷物が詰まったスーツケースを抱えて都内をうろつくのも大変だったので、少し早めに羽田空港へ向かうことにして京急に乗ったちょうど頃合いに遅延の通知を受信。20:00発でも十分遅いと思っていたのに、2時間15分も遅れて22:15羽田発になったと言う……。135分の遅延。
- 羽田22:15発 →→→ 新千歳23:50着
ウソでしょ? 23:50に新千歳空港に降り立って、そこからどうしろと? そこで以下、羽田空港へ向かう車中で考えたこと。
- 早い時間の便に空席があっても変更不可の特典航空券だけど、さすがにこの遅延なら特別措置を期待できるかもしれないから、ひとつ前のANA77便に変更できないかどうかをカウンターで聞いてみよう
- 新千歳空港周辺のホテルに空室がないかどうか調べよう
→いくつかのホテルに空室があることを確認 - 最終電車がなくなった場合の航空会社の対応を調べよう
→ANAが手配したリムジンバスで札幌駅まで行くか、空港からタクシーに乗り、後精算する(上限15,000円)という2択があることが判明
カウンター到着。ひとつ前の便に1席だけある空席をゲットするかどうか、選択を迫られる。すんなりそちらを選ばなかった理由は次のとおり。
- ひとつ前の便も遅延が決定していて、その時点での予定が21:00羽田発、22:35新千歳着
- 最終電車が22:53のためギリギリ間に合いそう……ではあるが、札幌駅から先へ行く電車は終わっているため、そこからは自腹タクシーになる
- スーツケースが出てくるタイミング次第では最終電車に間に合わない可能性もある
- こちらの便に変更した場合、たとえ最終電車に乗り損ねても後精算による補償はない
うーん、どうしよう…………と、しばし悩んだ末に、予定どおりの便で確実に補償を受け取り、空港からタクシーに乗っちゃうほうが楽であるという結論に達したことをお姉さんに伝えると、顔をひきつらせて次の一言。
「さらに遅延が決まりまして、現在の出発予定時間は23:25です……」
- 羽田23:25発 →→→ 新千歳01:00着
という信じられない遅延を食らった話は予想どおりに長くなったので、つづく。