深夜の空港ラウンジ

2019年11月29日(金) 20:09

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 北海道, 東京, 食べるモノコト
ANA LOUNGE EXPERIENCE LATE AT NIGHT
I had to wait for my flight for 5 hours in a lounge, and I decided to work. I concentrated on working for a few hours, and was asked to change seats at about 9pm as a part of the lounge would be closed. Okay, then I would go and grab something to eat, that was what I thought, but realized that there's no shop available after 9pm. Why didn't you tell me? ANA staff handed an envelope with 2,000JPY to each passenger at the gate, but I wanted rather a reminder before 9pm not to miss a chance to eat that night. I was super hungry when the air craft finally took off at 23:45.

空港に到着したのが18:00頃でした。そこからカウンターでなんだかんだの末にラウンジに入ったのが18:30頃です。205分の遅延を食らったANA79便の出発予定時刻は23:25だから、待ち時間は約5時間!!!ってーことで、仕事をするしかないと観念し、おこもり席をゲットして黙々と仕事をしましたとさ。パソコンのACアダプターをスーツケースに入れず、機内持ち込み手荷物のほうに入れておいたわたしは偉かった笑。

21:00になろうかという頃、ラウンジスタッフに言われたセリフがこちら。

「このお座席を含む一部を閉じさせていただきたいので、お席をご移動いただけますでしょうか?」

ぼちぼち仕事も片付いたし、一度休憩しようかと思っていたところだったから、すんなり了解して席を立ったのだけど、文句を言った客がいたらしく、すぐに同じスタッフが追いかけてきて前言撤回されましたが、「もういーよ、わたしはビールを飲むよ」と言って、違う席に移動しました。まぁ、205分という尋常じゃない遅延を食らって客もイラツイていただろうし、スタッフも対応いろいろ大変だっただろうな……と思う。

思うけど、そこはもう少し対応を考えようよ……と思い直したのは、とある事実に気づいたときのことでした。それは、21:00で売店その他すべての商業施設がクローズし、わたしが手に入れられる食べ物が、ラウンジで提供されるおつまみ(ミックスナッツみたいなやつ)のみになってしまったこと。おにぎりとか、サンドイッチとか、お弁当とか、どうして買っておかなかったんだ自分…………汗。

そう、この日の夜、わたしは晩ごはん抜きになってしまったのです!

ビールを飲むしかない。ビールでお腹を満たすしかない。ラウンジで無料ビール飲み放題なんだから文句を言うな!と思うかもしれないけれど、ラウンジに入らず、ゲート付近にいれば、お店が閉まって食いっぱぐれることになりそうだという事実に気づいて対策を打てたと思うんだ。ラウンジにいたせいなんだ。ラウンジでなにかしらのリマインドをするとか、あるいは食べる物を提供するとか、あっても良いではないか!

ANAとしては、ラウンジに入れない客も含めて全員に共通の補償をする必要があり、それが「お食事代」としての現金2,000円です。搭乗ゲートを通ったあと、英世くん2枚が入ったANA封筒が全員に手渡されました(写真)。窓から英世くんが覗いていてウケた。

しかし、お腹が空いた。そして、その封筒を受け取ったのは、出発予定時刻の23:25を過ぎた23:30頃。そして離陸したのが23:45でした。かろうじてその日のうちに飛び立ったところで今日は終わり。つづく。