バスは先着順の衝撃!
2019年12月02日(月) 18:05
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 北海道, 東京- FIRST-COME-FIRST-SERVED BASIS!
- Soon after landing at Chitose airport, I was in a line for toilet, and got shocked to hear the announcement saying, "We offer a free shuttle to Sapporo station, and the seats will be served on a first-come-basis." After hearing the second announcement "There are only a few taxis available for now," some ladies decided to hold their water and headed to catch the bus. I felt a bit sorry to catch a reserved taxi alone, but there should be someone who could manage the situation with limited number of cars and more passengers. On the way back to Tokyo, my flight was delayed for 1 hour again, but I felt it's not bad at all.
ぎりぎり土曜日のうちに飛び立った機体が新千歳空港に着陸したのが深夜の01:25頃。最後の最後に機長からお詫びと事情説明のアナウンスがありました。朝から数台の機体を往復させているので、ひとつの機体に飛べない事情が生じると帳尻合わせが大変になるとかなんとか。チェックインカウンターでの説明は、1週間前の台風による影響がまだ残っていて……ということだったのに、説明がちがっていてむしろ腑に落ちなくなったというのが正直なところです。
それはそうと、スーツケースが出てくるまで少しかかるだろうと思い、トイレの列に並んでいたら次のようなアナウンスが流れました。
「札幌駅行きのバスを2台ご用意いたしました。なお、ご乗車は先着順となりますのでご了承ください」
せ、先着順だと……? トイレ待ちの列にいる人たちがざわつく笑。そして、追い打ちをかけるアナウンスがつづく。
「タクシー会社にも依頼をしておりますが、まだ数台しか到着していない状況です」
バスに乗り遅れるわけにはいかない……と思った女性陣が続々と列を抜けていきます。トイレを我慢してでもバスの席を確保しなければ……という心の声が聞こえました。
ちなみにわたしは、羽田空港のラウンジから空港送迎定額サービスを提供しているMKタクシーに電話で予約を済ませていたので余裕。離陸が遅れて、とうぜん到着も25分ほど遅れたけど、さすがに待っていてくれることを信じてトイレを済ませてから向かったら、名前を書いた札を持って、運転手さんがバッチリ待っていてくれました。そして、タクシーを待つ長蛇の列を横目に、しかもスーツケースを運転手さんに運んでもらって、ひとりにはもったいない大きさの車に乗ったのが01:43です。
ガラガラの高速をぶっ飛ばしつつ安全運転で、なんと02:30には西区の実家に到着。空いていれば1時間かからないのか……。ちなみに料金は、高速代金930円を含む合計10,650円也。意外と安い。
わたしにもう少し余裕と社交性とボランティア精神があれば、同じく西区へ向かう人を同乗させてあげたりしたのだろうけど、とりあえずわたしもクタクタで頭も気も回らなかった。せめてお子さん連れの家族とかに声をかけてあげれば良かったかな? と、今さらながら反省しております。こういうときに場を上手に仕切れる人がひとりいてくれると助かるのにね。駅のタクシー乗り場とかでたまに見かける「案内係」みたいな人、こういうときこそ出番だぞ!と思いました。
そんなこんなで、かつてない大変な事態となった久しぶりの帰郷でしたが、親がボチボチ元気にしているらしきことを確認し、美味しいお寿司も食べられたので良かったことにします。東京へ戻るときのフライトも1時間の遅延を食らいましたが、「1時間くらいは遅延のうちに入らないよ、うん」とか思える余裕があった笑。