チェルノブイリ弾丸ツアー

2019年08月22日(木) 18:00

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, ウクライナ, マチとヒトの観察
WHIRLWIND TOUR TO CHERNOBYL
Based on my experience, I can tell 3 things for sure about the tour to Chernobyl. 1. It's worth to join, as the museum in town is not good enough. 2. Be prepared for the whirlwind tour, as it takes over 12 hours (and don't borrow a geiger counter as it annoys neighbors). 3. Bring your own lunch, otherwise you will suffer from a disgusting lunch served.

チェルノブイリ原子力発電所そのものは当然なにも見られなくて、事故を起こした4号炉は銀色の丸屋根にすっぽり覆われている姿を遠目に見るだけです(写真[1])。角度によっては外からの写真撮影もNGらしい。ランチは、発電所で働く従業員向けの食堂(写真[2])で食べます。別料金。これが激マズ。というか、わたしは持参したサンドイッチを食べたので知らないけど、旦那が信じられないマズさだと言いながら食べていました笑。

[1] 4号炉はすっぽり隠れてる [2] 食堂のランチは激マズイ [3] 慰霊碑的なやつ

写真[3]は、Чорнобиль(チェルノブイリ)の町に立つ慰霊碑みたいなやつ。事故直後に奔走し、命を落とした人たちをモデルにしているそうです。チェルノブイリは、発電所から10キロ以上も離れたところにある町で、ここにあるホテルだかホステルだかに泊まる最長7日間の超本気ツアーなども催行しているらしいです。ガイドさんは3泊4日のツアーがおすすめだと言っていました。

[4] バスでの弾丸ツアー [5] 道路は空き空きあたり前 [6] ガイガーピコピコうるせー

ひとつ確実なのは、日帰りツアーは弾丸なのでかなり疲れるということ。朝7時にホテルを出て、まあまあ立派そうに見えたけど実は結構ボロい大型バスで Київ(キエフ)からパスポートコントロールのあるДитятки(ディティヤトキィ)までが片道2時間くらい。道は空き空き(写真[5])なので飛ばしていきますが、場所によっては道路がガッタガタなので、ボロい車体の揺れはなかなかです。見学地点に着くたびに降りて乗ってをくり返すのも疲れるし、なにがイラつくって、他の観光客がツアー会社から借りているガイガーカウンター/放射線測定器(写真[6])が、ゾーン内にいる間、ずっとピコピコピーピー鳴っていて、うるせぇぞお前ら!と怒鳴りたいくらいだった笑。外を歩いて回るときも、ずっと鳴ってるし、ガイドがホットスポット(放射線量が高めのところ)を紹介するたびにピー音が大きくなるし、数値がちょっとだけ大きくなるのを見てなにが楽しいねん? ちなみに1日チェルノブイリを歩き回っての被曝量は、0.002mSvでした。

そしてホテルに戻ったのは夜の9時過ぎ。もうクタクタよ。ちなみに、わたし達が使ったツアー会社はこちら

[7] 博物館はいまいち…… [8] とりあえず読めない [9] 犠牲になった子どもたち?!

それでも、キエフ市内にあるチェルノブイリ博物館(写真[7][8][9])を見て終わりにしなくて良かったホント。解説がウクライナ語オンリーで読めないし、雰囲気重視の展示が多い。チェルノブイリまで行けないならこの博物館で我慢するしかないけど、音声ガイド(別料金)を借りないとなにもわからないので行く人は借りたほうが良いよ。