フレスコ画よりもクラフトだ!
2019年08月26日(月) 14:10
ヨーロッパ所々方々, カエルあれこれ, ウクライナ- TRADIONAL HAND CRAFTS THAN FRESCO PAINTINGS!
- It is certainly worth to enjoy gorgeous fresco paintings at various churches, but the traditional hand crafts displayed at the museums in the most ancient monastery, “Kiev-Pechersk,” are also a must in Kiev. You can definitely enjoy the merrily facial expressions and beautiful hand works, though you need to pay some extra just to take pictures.
ヨーロッパ諸国では、下手な美術館に行くよりも宗教建築を見に行くほうが迫力ある芸術を拝むことができるわけで、いくつもの宗教が混在する街 Київ(キエフ)も例外ではありませんでした。外観のド派手さもさることながら、内部を彩るフレスコ画やモザイクもあちこち素敵で、きりがないから紹介もしません笑。
もし時間がなくて、数ある宗教建築の中から一つだけを選ばなければならないのであれば、ロシア正教文化の源泉として名だたる Києво-Печерська лавра(ペチェールスカ大修道院)で決まり。わたし達が訪れたときは、第二次大戦で破壊され、2000年に再建された大聖堂で大がかりなミサが行われていて、黒塗りの車でどこかからやってきたエライっぽい司祭?!たちに祈りをもらおうと出待ちする信者たちの気合いに気圧されました。「観光客は入ってくんなや!」という拒絶の雰囲気がすごかった。だったら観光客を入れなきゃ良いのに、受け入れてしまっているのは懐が深いのか観光収入が必要なのか……笑。まー、この規模を維持するのは大変だろうから仕方ないですね。それに敷地がめっちゃ広いので、観光客が入ってきてもたぶんさほど邪魔にはなっていない……はず。
敷地内にはミュージアムもあります。楽しみにしていたウクライナ民族装飾美術博物館(写真[1]~[6])と、期待以上に楽しめたウクライナ歴史文化財博物館(写真[7]~[9])はどちらもオススメです。
修道院への入場料とは別に、また入場料を払わなければならなかったり、民族装飾美術のほうではさらに別途フォトチケットというのを買わないと写真を撮らせてもらえないとか、はっきり言っていろいろ面倒ですし、受付のおばちゃん達に英語は通じませんが、ハードルを乗り越えて中へ入れば、教会のフレスコ画やモザイクに勝るとも劣らないアートが目白押しで、しかも表情とかめっちゃ愉快ですごく楽しかったです。