遊歩道整備が優先か?!
2019年07月05日(金) 14:47
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, マチとヒトの観察, ラトビア- NATURAL TRAILS MIGHT BE PRIORITIZED
- The road from Riga to the east was pretty rough, though the natural trails in a national park were well maintained. The steps were designed to be friendly with cyclists, and a fallen tree that happened to block the trail was converted to be a set of beautiful chairs for walkers to rest. The maintenance of natural trails seems to be prioritized more than the road for cars in this country.
首都Riga(リガ)から東の方角へ移動してみたら、道路のアスファルトがぼっこぼこでインフラを整備する余裕がないのかな、この国は……とか思ったけれど、国立公園のトレイルを走ってみたら、森の遊歩道や階段はとてもキレイに整備されていました。優先順位の問題ですかね。あるいは行政の力関係か笑。
斜面の木の階段は、歩く人のためのふつうの階段にちょっと傾斜をつけた部分が組み合わせてあって、自転車を押しながらの行き来もしやすくなっていました(写真[1][2])。たまに傾斜部分が途中までっていうところもあって笑っちゃったけど(写真[3])。
遊歩道を遮るように倒れてしまった木を、ただ取り除くのではなく、歩道を塞いでいる部分だけを切り取り、それで椅子をつくって、脇に置き、あらたな休憩所を作ってしまったりしているセンスもステキ(写真[4][5])。座面の角を切り落として、座り心地にも配慮してある(写真[6])。
ラトビアの森は、スウェーデンの森ともまたすこし違うし、町と森の距離はスウェーデン以上に近く感じました。バルト海を挟んだ西と東の二国には、似ているところもたくさんあるけれど、ちがうところもたくさんある。そういうのを肌で感じられる(でも説明するのがむずかしい)楽しい旅でした。