旅行に出るときのホテル選びが楽しくて仕方ありません。Stockholm（ストックホルム）のときも数あるホテルの中から絞り込むのが大変でした。しかも、絞り込めなくて途中で移動したりなんかして笑。

前半は、昨日紹介したセルフチェックインもできる Hobo Hotel にしました。“hyper-functional design”という売り文句が気に入ったので。「めっちゃ機能的にデザイン」しておきましたぜってことです。そして実際にとても使いやすい部屋でした。ベッドの両脇に設えられているテーブルやランプはもちろん、扉のないオープンクローゼットも便利でした。ベッド以外に椅子が2脚あってそれらを軽々移動させられるのも良かった。デスクは小さめだったけれど、散らかり気味な小物たちをちょっと置いておける棚や引き出しもいくつかあってたしかに機能的でした。

[1] Hoboの部屋は機能的	[2] 便利グッズを貸し出します！	[3] 傘がスウェーデンっぽい

さらに、貸し出しグッズの壁もおもしろい（写真[2][3]）。そこに栓抜きがあるのはふつうだけど、傘があるのはスウェーデンらしいですね。もっとスウェーデンらしいのは、ストッキングやタイツの回収袋（写真[4]）があったところかな。スウェーデンではタイツを履かないとやっていられないくらい寒い日が多いし、期間も長い。男子はわからないかもしれないけど、すぐに伝線するんだ、あいつら。そんな伝線しちゃったストッキングやタイツをこの袋に入れておくとリサイクルに回してくれるんだって。さすがエコやらサステナビリティやらにウルサイ……んじゃなくて一生懸命な国である。

[4] 伝線タイツはリサイクルへ	[5] 清掃リクエストは11PMまで	[6] 寝る前にドアノブに掛けよ

もっと驚いたのは、部屋の掃除をお願いするアレ（写真[6]）。一見、ドアノブに掛けておくふつうのヤツなのだけど、よく読むと、清掃を希望する場合は「11PM」までにドアの外に掛けるように！って書いてて、は？ってなりました。11AMの間違いだよね？と思ったけど、間違いじゃなかった。出しておかないと清掃はもちろん、ゴミの回収もタオルの交換もありません。それはそれで別に良いけど、それにしても寝る前が締め切りってのが解せない……。スタッフのアサインを増やしたり、減らしたりするんかな？

[7] 斜め向かいのホテルへ移動	[8] 窓際のデイベッドが最高！	[9] 清掃リクエストは11PMまで

後半、斜め向かいくらいにある Downtown Camper というホテルに移動したのだけど、そこでも同じく地球環境を守るために希望がなければ掃除は省略するよーというメッセージカードがベッドの上にありました（写真[9]）。しかもこっちは、レセプションに電話をしなければならなくて、その締め切りも就寝前の11PMだった……。2～3日くらい清掃なしで、タオルも一緒でぜんぜん平気なんだけど、でもやっぱり締め切りが11PMってのがわからない……。そんでもってこっちのホテルは、リクエストしなかったのに掃除が入って、ゴミも回収されてたりとかして、なんだかよくわからんかった。しかしちなみに、DOWNTOWN CAMPER のお部屋は広々してて、窓べりにデイベッドがあって（写真[8]）、冷蔵庫もあって、お風呂が使いにくかったけど総合的にはHoboよりもこっちのほうが良かったでーす。エレベーターホールに卓球台もある。2勝2敗に終わりました笑。

とりあえず、スウェーデンにいる間に、11PMの謎を解明するのを目標のひとつにします。