ルンド大聖堂ふたたび

2019年04月09日(火) 19:03

ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン
LUND'S CATHEDRAL AGAIN
I finally happened to see how the karakuri dolls appear from the astronomical clock of which the cathedral is proud. And, they were a kind of shabby...sorry to say. Even worse, I believed the clock has ticked down since the Middle Ages, it seemed to have been in storage until early 20th century. The clock and calendar themselves are really beautiful and worth to keep, but the most valuable and the most beautiful thing to see is the cathedral itself.

ルンド大聖堂で、天文時計のからくり人形が動くところをついに目撃してきました。

3時ちょうどを知らせるはずのからくり人形たちが、3時を過ぎてもぜんぜん動き出さなくて、カメラやスマホでその瞬間を激写しようとしている観光客(とわたし)が音を上げそうになった頃合いにカツンカツン言い出しました。

ま、結論から言いますと、ショボっ……。いやしかし、1425年につくられた天文時計が現在にいたるまで動き続けているというところがスゴイわけでして………。と思いきや、19世紀には倉庫に片づけられていたらしいぞ笑。そして、1910年代になって歴史を大事にしようと言い出した(かどうかは知らんが)人がいて、倉庫から引っ張り出して、組み立て直したということらしい。時を刻み続けてきた……わけではなかった。プラハの天文時計よりも歴史が古くてスゴイんだぜ!って書いたのを訂正しますゴメンナサイ笑。

[1] 自慢の天文時計 [2] カレンダーは美しい [3] 石になった巨人フィン

教会を倒そうとしたけどできなくて石になってしまったという伝説の巨人フィンの像も地下で確認しました(写真[3])。うーん、後から彫ったよね?と、思っても言っちゃダメ!

そういうわけでルンド大聖堂は、ロマネスク様式の荘厳な佇まいを堪能するのが重要です。細かいこといろいろ考えちゃダメ。

[4] 教会の中に模型あります [5] 大聖堂のうしろ姿 [6] この角度が一番美しい