Lundの図書館

2019年03月12日(火) 20:21

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LUND CITY LIBRARY
On a sunny day, headed to the Lund city library for the first time, finally. It was a nice spacious library, though there are few Japanese books except for some for kids. It took me a while to figure out how to input @ from the Swedish keyboard, I successfully applied for my library card and borrowed an interesting book about Swedish culture. The library staff was friendly and helpful, but didn't offer any extra help, which was a very Swedish style. And, fine is relativly high so that I would definitely return it by the due.

久しぶりに晴れたので、Lundの市立図書館まで行ってみました。せっかく晴れたのになんで図書館なんだっつーの笑。

[1] Lund市立図書館です [2] 中は広々、利用者たくさん [3] 子ども向け日本語本たち

ワンフロアを広々と使った気持ちのよい空間でした。利用者もたくさん。静かに読書を楽しんだり、仕事に打ち込んだりするためのエリアは入って左側(写真[2])や窓際に配置されていて、中央にカウンターがまとめられていました。右手へ行くとキッズコーナー(これがかなり広い)やセミナーなんかに使えそうなスペースがあって、そのさらに奥にカフェが併設されているというつくりです。ざっと見た感じ、大人向けの日本語本は見当たらなかったのだけれど、キッズコーナーに何冊か並んでいました(写真[3])。 Malmöの図書館と同じで、英語の小説は一箇所にまとまっていて探し出せそうだったけど、ノンフィクションはあちこちに散らばっているっぽかった。

とりあえず、移住者向けのスウェーデン関連本コーナーに持っていないものがあったので、それを借りるという名目で借り方を聞いてみよう!とカウンターへ行くと、「すでに個人番号を取得済みなら自分で申し込みできるから、自分でやってね」と端末のところへ連行されて置き去りにされた笑。ま、フォームに入力して申し込みを送信するところまでってことで別に楽勝だぜ……と思ったけど、スウェーデン語のキーボードで「@」をどうやって入れるのかわからずしばし悩む。通りがかったおばあちゃんに聞くも、彼女もわからず二人で頭を抱える。他の人に聞いてみるよ…とお礼を言ってお別れしようと思ったら、「わたしも知っておいたほうが良いと思うの、@の入力方法……」と言って、通りかかったおじいちゃんをつかまえて聞いてくれました。おばあちゃんありがとう。教えてくれたおじいちゃんも。

[4] ライブラリーカードを入手 [5] 自分で借りる手続きします [6] 4/8までに読んで返すべし

カウンターに戻って申し込みした旨を伝えたら、あっさりライブラリーカード(写真[4])が手に入りました。そのままそこで本を借りる手順に進むと思ったら、「それはあそこの端末で自分でやるのよ。レシートがいるかどうか聞かれるから必ず受け取ってね」と言われて終わり。この国ではなんでも自分でやるのです。人口少ないからね。自助努力が大事なのだ。で、そっちの端末操作も無事に終了して、本を1冊借りることに成功しました。期限は4月8日。遅れると、1日につき5 SEK(約60円)、紛失や破損は1冊につき350 SEK(4,150円)の罰金だそうです。本の単価が350 SEK(4,150円)を超える場合は単価のほうが罰金額になるそうな。この国、罰金は軒並み高めです。