認めざるを得ない日が来た

2019年03月08日(金) 19:02

UXいろいろ, リサーチャーの知恵袋
I NOW HAVE TO ACCEPT IT.....
On the first day of the research in January, I was shocked to find out that it was hard to focus on the interview guide having in my hand. Hangover? No! This should be caused by my aged eyes. I managed to complete the interviews as high quality as usual without glasses, but I would need a pair of bifocals sooner or later. Pretty hard to accept the fact, but it should be a path every researcher goes through. Be ready!

1月下旬に4日間、ユーザーインタビューをするために帰国しました。約半年ぶりのユーザー調査。半年のブランクにまったく不安がなかったか?と問われれば、ないわけはなくて、もともと小心者なもので心臓バクバクしていましたともさ。その割には、インタビューガイドを日本語にする時間を取ることができず、英語のガイドをチラ見しながらインタビューするという状況を受け入れたりとかして、我ながら図太いというか度胸があるというか笑。

でも、半年のブランクがもたらした大変な落とし穴に気づいたのは初日の朝のことでした。インフォーマントが到着するまでの間にガイドを読み込んでおこうと、配置につき、メガネをかけて手元のガイドに視線を落とした瞬間に「クラっ」ときた。「あれ? 昨日飲み過ぎたかな? ガイドになかなか焦点が合わないぞ……」とか思って、真っ先にそう思うということは前夜それなりに飲んでいたということでそれもどうよ?という感じではあるのだけれど笑、マズイな……と思って、とりあえずメガネを外して深呼吸。改めてガイドに視線を落とす。見える。ふつうに見える。クラクラしない。

そういうわけで……………老眼ってやつじゃないのコレ?

結局近視用のメガネは使わずに、インタビューは予定どおり、そしていつもどおりのハイクオリティで(自分で言うか笑)終わりました。インタビューのときにメガネをかけてまでしっかり見たいのはガイドだけなので、それはほぼほぼ頭に叩き込んで、焦点を合わせる場所が遠くと近くで行ったり来たりする必要のないように対応。なんとかなりました。でも、これがユーザビリティテストだと困るなー、インフォーマントの手元の様子を観察しながら、それを自分の手元にあるガイドにメモしないとならなくて、視線の上げ下げと行ったり来たりがすごい頻度で必要だよなー、うーん、どうしよ? 半年のブランクのおかげで、なんか急激に来た感じがしたわ悲。

ということで、1月の仕事の合間に遠近両用メガネを急ぎオーダーして、2月の仕事のときに受け取るっていうのを急遽決行して、今、手元にあるのが写真のメガネです。この安物で遠近両用に慣れ親しんで、そのうち北欧デザインのシャレオツなやつ買ってやるんだ。

一生懸命UXリサーチの勉強をしている若い皆さん、そう遠くない将来にこんな壁にもぶつかりますんで覚悟しておいてください笑。