マナーについてモノ申す

2019年01月10日(木) 20:21

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン, フランス, マチとヒトの観察
SOMETHING ABOUT BAD MANNERS
Especially because we have lived in Sweden for a little while, we noticed there were a lot of vertical intervals in Provance. To build a village among mountains, the roads should have been narrower, but I don't know why French drivers needed to be so rough to drive through such narrow roads. Pedestrians ignore a traffic light and drivers rarely stop for pedestrians. Even worse, there were so many dog dirts everywhere. We needed to care about the traffic AND dog dirts when we run. I prefer to live in Sweden.

駆け足の南仏訪問でしたが、しばらくスウェーデン暮らしをした後だからこそ気づくこともいくつかありました。

まずひとつ目は、高低差。Aix(エクス=アン=プロヴァンス)の中心部にある旧市街をぶらり歩くだけでもちょっとした上り下りを感じるし、ちょっと隣町へ行くとなれば普通に山越え。スウェーデンとはエライ違いでした。特に義妹たちに案内してもらったAnsouis(アンスウィ)は、村全体が丘の斜面の上にありました。しかもかなりの急こう配(写真[1][2][3])。

[1] Ansouisを囲む山々 [2] 村全体が丘の上に [3] 教会から村を見下ろす

山合いに人が入り込んで町を作ったからこそなのだと思いますが、全般的に道幅が狭かったです。運転大変。歩行者を守るべくガードレール的なものがあちこちにあるけど、歪みまくりだし、車のほうも傷だらけのものばかり。加えて歩行者もドライバーもマナーが悪いです。スウェーデンやデンマークでは、歩行者めっちゃ信号守ります。信号無視したら、待っている人たちに白い目で見られるレベル。逆にドライバーのほうも歩行者優先が染みついていて、信号のない横断歩道で行き交う車の様子をうかがっていたら、絶対に停まってくれる。「後続車もいないことだし、この一台が通り過ぎてから渡ろう」と思っていても、停まってくれちゃう。で、そういうのはフランスではほとんどありませんでした。歩行者を見かけてもスピードを緩めない車が多いし、歩行者のほうも信号なんか待っていたらいつ渡れるかわからないぞ!と思っている風。相乗効果でどんどん秩序がなくなっていくわけですね。

坂道が多いからか冬だからか、理由はわからないけど自転車は少なめ。代わりにスクーターみたいなのが多かった。それが歩行者でごった返している繁華街にもガンガン乗り入れてくるから、これまた危ない。なんかもう、みんなやりたい放題笑。さすがに、ラウンドアバウト(環状交差点)に駐車している車を見かけたときは呆れました。

[4] 道幅狭くて運転大変 [5] 自動二輪車が多め [6] まず犬フンなんとかして

マナーの悪さで断トツ耐え難いのは、犬フン。ジョギングしているときに「飼い主の姿が見えなくなっても命令を守り伏せたままでいる」訓練を受けているお犬様と飼い主たち大勢をみかけました(写真[6])が、そんな高等な訓練より先に犬フンをなんとかしてくれーい笑。スウェーデン人も犬を飼うのが大好きだし、人生の目標のひとつらしいけど、道端に転がる犬フンはほとんどありません。

狭い道をすごい勢いで走ってくる車に気をつけつつ、あちこちに転がっている犬フンをよけなくちゃならなくて、走りにくい町でした。という変な理由で、住みやすさはスウェーデンに軍配なり笑。