アイスランドのグレーな日々

2019年01月02日(水) 19:23

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DAYS OF GRAY IN ICELAND
We dreamed of visiting Iceland someday, and finally made it to find out how hard to live there because of such a long night in winter. Right after the Midwinter, it was less than 4 hours from sunrise to sunset. You need to have a strong stomack to get up in the morning and not to start drinking beer too early in the evening. The sculptures in town looked so dusky, but I liked the laundry of Santa's. Yes, you need such a fun to survive. Came back to Lund now, and we find a much longer day with sun shines, which made me think we would easily survive this winter thanks to the time in Iceland.

連日の氷点下を覚悟して行ったアイスランド。連日プラス気温ですこし拍子抜けしましたが、かの国で生きることの大変さはよくわかりました。

冬至直後の12月27日木曜日にはStykkishólmur(スティッキスホールムル)という町にいたのですが、日の出は午前11:42で、日の入りは午後3:19でした。「昼」と思える太陽とともにある時間が4時間ないということです。とにかく朝がキツイ。「明るくなってきたから起きよう」と思えないし、そう思っていたら昼近くまで寝ていることになる。天気が悪ければずっと薄暗いまんまで、4時間経たずに真っ暗で、もうビールを飲んでイイ時間ですってよ笑。

ベビーカーに赤ちゃんをのせたお母さんが、真っ暗な中をお散歩していたりもしました。明るくなるのを待っていたら散歩に行けずに終わってしまうかもしれないですものね。意思を強く持って生活しないと、この国ではいろいろおかしくなってしまうに違いありません。わたし達も、目覚ましをかけなければ9時頃まで平気で寝られてしまっていました。起きてビツクリ。夕方から飲み始めるし、テレビを見るわけでもなく、ただ読書をするくらいなので夜もすぐ眠くなって10時には消灯。旅の後半には、10時間睡眠を連発するほどに寝られていた笑。わたし達がことのほかお疲れだったとかではなく、暗い生活に身体のほうが対応して眠れるようになっていたのだと思います。おそるべしアイスランド。

[1] 反省しているらしき二人 [2] 重い荷を背負わされる男 [3] そんなに落ち込まないで!
[4] グレーな日々を乗り越えよう [5] サンタも洗濯するんだね [6] 息子よ、顔を上げて進め

首都レイキャビクの街中で見かけるアート達の物悲しい雰囲気がまた辛さに輪をかけていたけれど、サンタの洗濯物(写真[5])が干されているのを見つけたときは最高に和みました。このくらいの笑いを織り交ぜていかないと、この国での生活はキツイ。

そしてLundに戻りまして、アイスランドに比べたら昼間が明るすぎるぞ!と思うほどだったので、スウェーデン最初の冬は難なく乗り越えられそうだな、と思った笑。