Malmöの本屋事情

2018年08月02日(木) 17:54

本&映画の紹介, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン
BOOKSTORES IN MALMÖ
It is hard to find a bookstore in Malmö. There is one in the main street, but it looks only selling SF novels. I don’t think my Swedish would become that great even if I devote myself to learn Swedish for the rest of my life. The bookstore in the station yard is a small one, but it offers a user-friendly label telling which shelves contain English books, which would be super helpful. I happened to find a second-hand bookstore, and its owner helped me to find interesting Swedish books, one is to enjoy the pictures throughout the country and another is the best seller of a well-known Swedish illustrator. I’m now able to relax at my temporary residence with some unread books stacked up.

本屋がとても少ないのです。東京と比べるからそう感じるだけで、このくらいの規模の街ならこんなものなのでしょうか…。とりあえず街中をぶらぶら歩いていて見つかった書店は、目抜き通りにあるSF専門店のみ。SFオンリーって、どんだけ夢見がちなのよ笑。SFなんて、日本語で読んでも難しいのに、英語で読むのは億劫だ。ましてやスウェーデン語で読める日なんて一生やって来ない。

もっと普通の本屋はないものかと探し回ったところショッピングモールの中にて2店を発見。どちらも Akademibokhandeln というお店で、これはきっと三省堂とか、紀伊国屋書店とかそういう感じの日本で言うところの大型書店というやつかと思いますが、店構えはぜんぜん大型ではありません。そして一見しただけでは、どこに英語の本があるのかわからない…。でも、絵本売り場に『長くつ下のピッピ』コーナーがあるのは2店に共通でした。ニルスのコーナーは見あたりません。今のところ。

[1] 長くつ下のピッピコーナー [2] 古本屋にまで行ってしまった [3] Malmöで入手した本たち

本屋のあるところと言えば駅だ! ということで、Malmö駅に行ってみたら予想的中。Pocket Shop という小さな書店でしたが、英語本コーナーにはイギリス国旗マークがついていてコレは分かりやすいぞー。英語の新刊をちょいちょいここで物色することにしよう。

ある日、血迷って中古書店ものぞいて見ましたが(写真[2])、何かを見つけられる気がまったくしなかったので、おじちゃんに相談してみたところ、『Upplev Sverige』と『Sagan om det röda äpplet』の2冊を紹介してくれました。『Upplev Sverige』は直訳すると『Experience Sweden』です。テキストはぜんぜん読めないけど、写真でいろいろわかる。10年前の刊行だけど、各地域の特徴とか歴史とか風景とかはそれほど大きく変わらないでしょう。もともと150SEK(約1,906円)という値付けのところ、120SEK(約1,525円)でいいよと言ってくれたので、これはもう即買いです。それと絵本のほうは、スウェーデンでは知らない人がいないらしきイラストレーター Jan Lööf さんのベストセラーで、訳すと『The story about the red apple』です。とりあえず、この絵本を読めるくらいまでにはスウェーデン語を勉強するぞ!という気合いで購入。

新刊書店で買ったものと合わせて、ぼちぼち積読本が増えてきました。ちょっとずつ読んではうとうとしている毎日です笑。