ユーザビリティ カルタ会

2018年06月19日(火) 15:48

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USABILITY KARUTA
I found a hand-made English usability Karuta which was a gift from my students of an English learning circle. It’s over 15 years ago. Sigh... And last night, some younger generations of a usability learning community enjoyed playing it. Most of the words are still important jargon in the field, but some are a bit out-of-date, and some are just to cover some alphabets. It could be an interesting project to update the Karuta, or to create a new game for novice learners?

大昔、まだ某社にお勤めしていたころ、社内有志に英会話を教えるというサークル活動をしておりました。教えるのは嫌いだ苦手だと言ってる割に、教える側に立っちゃっていることの多い人生である。しかし当時も、宿題やってこない生徒とか、教えても一向に伸びない生徒とか、仕事忙しいを理由に欠席しまくる生徒とかに常に腹を立てていた笑。やはり、先生向きではない。うん。

そんないつも怒ってばかりいる先生にプレゼントをとかいう企画が持ち上がり、なんでか知らないけど”ユーザビリティ カルタ”なるものを手作りして、プレゼントするってことになったようで、そのときにもらった手作りカルタが、引っ越しの荷物整理をしていたら出てきたのです。2003年制作。

そして、そのカルタをしてみよう!企画が勃発しまして、昨夜、渋谷の隠れ家的レンタルスペースでまったりとユーザビリティ カルタ会が催されました。

[1] 発掘ユーザビリティ カルタ [2] 現役で大切な用語たち [3] 二回目ぼちぼちの盛り上がり

ちなみにそのカルタ、英会話教室で学んだ成果を先生に見せるという裏の主旨もあったので、英語カルタです。AはAffordance、BはBehavior Model、CはContext of useみたいな感じで、あまりにも知名度の低いGのアレとか、あまりにも強引なYのアレとかに参加者みなさん苦戦していました。読み札ももちろん英語なので、英語がわからん!というハードルも。さらには、読み札の英語がヒドイ…笑。英会話教室の成果はいま一つだったようです。生徒の不出来は先生の不出来。反省しかない。

でもだいたいどういうラインナップなのかを把握した後の二回目はぼちぼちの盛り上がり。“Pioneer”のJakob Nielsenと“Authority”のDonald Normanは、お手付きしないように気をつけないとね~。

カルタを楽しんだ皆さんが、2018年版にカルタをアップデートするとか、すごろく作るとか、人生ゲームにしようとか、人狼ゲームにしようとか、いろいろ構想していたので、きっと近々なんか出来てくることでしょう。乞うご期待!