池袋での時間潰し

2018年06月22日(金) 09:49

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FILLING UP TIME IN IKEBUKURO
I normally go to Fukuroshosabo to fill up time in Ikebukuro, but I was kind of disappointed by the fact that the book I wanted had been out of stock for a long enough while. It’s time to look for another bookstore, and Tenro-in was my choice. A bit far from the station, though. And, the shop clerk was a bit pushy to share the concept of the bookstore. Still, it was pretty interesting to learn about the reading experience the store aims at offering to book lovers, though I should come again to learn how “next-generation book store” can be.

最近、池袋との縁が濃いめ。ちょくちょく行っています。で、時間を潰さなければならないことも多く、そんなときは梟書茶房へ行くのが定番です。No.76からスタートしたシークレットブックが、No.23、No.24と続いていい感じなので、次のNo.657を買うべく立ち寄ること三度。そして、一貫して在庫なし。二度目のときに在庫状況を確認してもらったら、やっぱりなくて「来週には入ってくると思いますので…」という当てにできない返答を得ました。で先日の三度目、来週どころか再来週くらいのタイミングでもやっぱり在庫なし。なんか、残念この上ないです。本を買うときに、店員さん必ず番号を控えているのにな…。ものすごい機会損失だと思うんだけどな…。そして、信用も失いつつある。

というわけで、今回は別の書店へ行ってみました。東京天狼院。“「本」だけでなく、その先にある「体験」までを提供する次世代型書店” だそうです。ワクワクしますね。オープンは2013年。もう5年も前ではないかぃっ。迂闊にも行きそびれておった。

駅から遠いのよ。そして入り口わかりにくい笑。

中へ入ると、こぢんまりした空間にところ狭しと本が並んでいました。とりあえず平積みのあたりから見始めたら、店員さんが話しかけてきました。「はじめてのご来店ですか? コンセプトなどご紹介させてもらってもいいですか?」と、結構グイグイくる感じ。他のお客さんがいなかったので、その紹介を聞かせていただきましたが、お姉さんカミカミ。ワンドリンクをオーダーしてから本を物色していたら別のお客さんが来店。お姉さんがまたグイグイいって紹介始める。わたし、聞くの2回目…笑。なんか、やっぱり、本屋は静かであって欲しいとか思ってしまった。

[1] 天狼院利用のススメ [2] 崖落ちの仕組み面白い [3] 休止中のメゾンも面白い

でも、梟書茶房のシークレットブックに通じる(というかこちらが元祖っぽい)“秘本”とか、ファナティック読書会(定期的に開催されているらしき読書会)で紹介された本を100タイトル並べたファナティック棚と崖落ちのルールとか面白い仕掛け。中でも一番興味深いと思ったのは、店内にある本棚の一角を貸し出す“メゾン・ド・天狼院”なんだけど、場所がなくなったのでただいま休止中だそうな…。オススメの本を紹介し合うって面白いと思うし、たとえばUX関連の専門書とかでも、義理やしがらみなしで“これはオススメ”で“こっちは〇ソ”みたいな素直な紹介をシレっとできるスペースあったら楽しいし、嬉しいのにな、とか思ったけど、まー実際に公開前提で活用するってなったら、王子のアレとかは本当は全然読む気がしないけど笑、とりあえず王子の本だしってだけで並べてしまうかもしれないし、最近出たアレとかは表紙ダサいから絶対に並べないとか思うし、やはり人間関係やら業界のあれやこれやで取捨してしまってダメだ、わたし笑。

閑話休題。天狼院ですが、書店員さんが少々うざかったけど、面白い仕掛けに満ちた本屋さんでした。読書会はロムっても良いらしいのでちょっと行ってみたい気がするけれど、定期開催日が日曜日というのがちょっと辛いような…と言いつつ、結局何曜日でも億劫なのは変わりないわ笑。駅から遠いんだって。実を言うと池袋がそもそも遠い。というか、人の集まりがやっぱり苦手。つまり論外。

とりあえず天狼院は、一度行って、お姉さんのカミカミ説明を聞いたくらいでは、どのへんが“次世代型書店”なのかまではわからなかったのでまた行こうとは思っています。福岡店のほうにも行っちゃうかもね、ふふふ。