シークレットブックのその後

2018年06月11日(月) 18:02

UXいろいろ, 本&映画の紹介, リサーチャーの知恵袋
CHAIN OF SECRET BOOKS
The first chain of secret books I started to follow was a kind of disappointing, because the chained 3 books were all written by the same author. I restarted from a book which I know I loved, and I’m now reading the 3rd book of the chain which provides me a great vocabulary to explain how reading books could be a great way to build up your interview skills. I am super eager to know the books ahead of this chain.

都内での時間潰し場所として実は利用頻度の高い梟書茶房ですが、その居心地の良さもさることながら、やはりシークレットブックを買うのが楽しいのだった。

最初に選んだNo.409からスタートした流れは、実はかなり腹の立つ展開でした。同じ作家の著作が3冊続いただけだったから。同じ著者のもので「次はどれを読もうかな~」というのは確かにあり得る展開で、次の一冊を選ぶのに迷うこともなくはない。でも、これはWeb上に溢れている素人読書家さんたちの書評などを参考に自分でもできてしまう展開で、そこにプロによる選書の醍醐味は少ないと思う。だからとても残念だった。

[1] 同じ著者展開にガツカリ [2] 「はじまりの24冊」の目録 [3] 別の1冊から仕切り直し中

しかし一本の筋立てにガッカリして梟書茶房さんとお別れするのは、寂しい。そしてある日、またしても時間潰しが必要になったときに寄ってみたところ、店内で「はじまりの24冊」の目録を発見。スタートに失敗した反省を踏まえて、はじまりの1冊を変えてみる展開です。しかもここでちょっとズル。24冊の中に、絶対にこれはあの本だ!と言い切れるものが何冊かあって、その中でも面白かったと確信を持てるNo.76からの展開としてオススメされていたNo.23と、さらに次のNo.24へ進みまして、比較的いい感じにイマココ。No.24の中に、“読書は「鳥瞰力と微視力」が交互に試される”という記述があって感激しましたわー。インタビューのトレーニング方法として読書を勧める私の真意はまさにそこにあって、受講生の多くは「忙しくて読書なんかしてられんわぃ」と軽く受け流していると思うのだけど、こうやって難しい言葉を使って伝えれば説得力が増しそうだな…ってことで、次からこれを引用させてもらうってことになりました笑。

明日も時間潰し@池袋だから、寄ってしまおうか。