セコガニでクリスマス

2017年12月26日(火) 14:22

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 京都, 食べるモノコト
CHRISTMAS DINNER WITH A CRAB EACH
When I moved to Tokyo from Sapporo, my mom forced me to bring 2 pairs of special scissors to eat crabs, and the reason has remained a mystery. I have worked really hard since then, and am happy to announce that my husband and I are financially comfortable enough to eat a crab each to celebrate Christmas this year!

その昔、単身で上京し、仕事を探すと言い張る娘の引っ越し荷物に母が混ぜてくれた謎の品がいくつかあるのだが、その中でも未だにその意図不明でいつか解明したいと思っているモノがある。それは…、カニばさみ2丁。早いところいい男を捕まえて二人でカニをつつけるようになるまでガンバレという親心だったのだと勝手に信じているわけだが、たしか実家でもカニをつつくようなことは数年に一度あるかないかではなかったか…。極端にカニ好きなわけでもない私には、目標としてインパクトに欠けた(笑)。しかし、懐かしの思い出話としてのインパクトは上々である。

[1] クリスマスディナーは… [2] 解体へと向かうセコガニ [3] 食べられレディのセコガニ

という逸話をネタにしたりもしながら、旦那と二人で静かにセコガニを解体し、手をべとべとにしながら身をほぐして、一杯のセコガニを平らげました。今年はそんなクリスマスを経て、現在、城崎温泉にて超まったり過ごしています。城崎温泉でもあちこちでカニカニうるさい。季節ですからね。でもカニって飽きるんだよな…とかいう贅沢をほざけるようになりました。持たせてくれたカニばさみ2丁を心の支えに頑張ってきた成果だよ、母さん。