本と温泉@城崎温泉
2017年12月27日(水) 16:30
UXいろいろ, 本&映画の紹介, 日本発信四方山話, 京都, リサーチャーの知恵袋- BOOKS AND ONSEN
- An NPO started a publishing label to celebrate the 100th anniversary of a visit the region by a well-known Japanese novelist, Naoya Shiga, and has published 3 books so far which are only available in the region. I became too curious to wait for this visit to enjoy bath-hopping, reading such books, drinking beer, and repeating them all for a few days. What a relax!
志賀直哉の来湯100年を機に、次なる100年の温泉地文学を送り出すべく城崎温泉旅館経営研究会が立ち上げた出版レーベル“本と温泉”と、城崎温泉ゆかりの作家に関する展示を行う城崎文芸館とのタイアップで“湊かなえと城崎温泉”なる企画展を開催中…というのを雑誌で見かけてから、しかも、先の出版レーベルが地域限定発売の書籍を企画販売しているって言うし、行かなくちゃ買えない本が今どきあるなんて許せんな、しかし…とか思いながら、まんまとその術中に陥り、あっさり城崎温泉まで行ってしまったのだった。
そして、企画展を楽しみ、地域限定発売の刊行済み書籍3冊をまるっと大人買いして、温泉入って、湯上りのビールを楽しみ、本を読んで、まどろんできたら昼寝して、また足が冷えてきたから温泉いって…以後、繰り返し。
企画展では、笑える“カニ装丁”の誕生秘話や湊さんの日常生活を垣間見せてくれる100問100答を楽しんだりしつつ、常設展で志賀直哉をはじめとする白樺派の面々の活動履歴を振り返ったり(コレはほんとはさほど興味ない…)、それより城崎温泉の歴史展示のほうがおもしろくて、入湯券の変遷とか、見ていて飽きない感じ。
ということでさらば城崎温泉。地域限定発売の書籍が第10弾くらいまで続いた頃にまた行きたいです。応援してます。