福井の町家で縁側ビール
2017年09月30日(土) 09:51
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 福井, 泊まるコトコロ- MACHIYA RYOKAN, RENOVATED TRADITIONAL HOUSE TO STAY
- The biggest purpose of our visit to Fukui was to stay at Tsumesyo Mikuni, a renovated traditional wooden house inn. We enjoyed being in a beautifully renovated surroundings over the weekend, and we loved the veranda-like porch, called Engawa. Drinking beer on the porch was amazingly relaxing. The bonsai arranged by the house owner (maybe) was decorating the inner court beautifully.
突然の福井入り。一番の目的は東尋坊でも、永平寺でも、鯖江のめがねミュージアムでもなく、詰所三國に泊まることでした。大好きな京都でも最近、町家の一棟貸しがスゴイ勢いで増えているようですが、なにせ京都なもので…お高い。どうしたものか…と思っていたときに偶然見つけた福井県坂井市の町家の宿が詰所三國です。
築100年以上の町家を改築した詰所三國の“行雲”という狭いほうのお部屋がわたし達の宿でした。引き戸をガラガラっと開けて中へ入ると、広々とした玄関と目隠しの屏風がドドンっ。屏風の向こうにはリビングとダイニングが続いていて、その頭上は潔い吹き抜けです。2階には寝室があって、その窓から吹き抜けを見ると、いかにも古そうで高そうな調度品の数々が飾ってあって、怠惰な主婦は「掃除するの大変そう…」とか思ってしまいました。階下に戻ってリビングの奥には和室。やはり和室でゴロゴロする時間は格別である。
そしてその和室の向こうには、縁側とお庭です。この縁側で、ビール。これ。福井で一番やりたかったこと笑。ちなみに、お庭にあるえらく高そうな盆栽は、この宿のオーナーと思しき人の本業らしき盆栽屋さんのもので、毎日水やりに入らせてもらいます!という代物です。水やりくらいわたし達がやりましょうか?と言ってみたけれど、こんな素人を信頼して任せるはずのないお値段のものとお察しします。断られました笑。
暑くも寒くもない、好天に恵まれた9月の週末。ちょっとした骨休めには最高の縁側(とビール)でした。