ななつ星~お出かけ編

2017年06月28日(水) 18:20

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 長崎, 大分, マチとヒトの観察
SEVEN STARS OPTIONAL TOURS
The journey offers some short optional tours, like a visit to an Arita Porcelain kiln or a night view spot in Nagasaki, though we were not interested in either of them. The one we joined was the shortest tour to the abandoned locomotives yard in Bungo-mori. It's abandoned, but protected by Cultural Properties of Japan and there was a reborn locomotive with a nicely designed museum nearby. The diorama is worth seeing to learn about the yard in bygone days.

豪華寝台列車の旅とは言え、列車に乗っているだけではさすがに飽きるだろうし、運動不足にもなるということで、途中で何度か、下車して観光に行くプランが用意されていました。

[1] 佐世保シーサイドパーク [2] 遠くに海上自衛隊の船?! [3] 佐世保バーガー……

一回目は有田駅から有田焼の窯元を見学に行くプラン。焼き物には興味なし…ということで列車滞在プランを選択し、昼食後の微睡みを満喫した後、佐世保駅から徒歩で町をぶらつきました。この1時間を利用して、当初はジョギングを楽しむ予定でしたが、ドレスコードに対応すべく詰め込んだ革靴やらジャケットやらが嵩張り、ジョギング道具一式を持参できずに断念。結局、ただの散歩となりました。佐世保バーガーがあちこちで誘ってきましたが、そんなB級グルメを食べてはななつ星のディナーが入らなくなるということでこれも断念。かつて造船業で栄えた地方都市で達成したことと言えば、酔い止めの薬を買ったこと。この件については後日あらためて。

ディナーの後には、長崎夜景観賞プランというのがありました。夜景にも興味なし…ということで車内に滞在して飲んだくれる…。しかもバーにも行かず、電話して「ビールの追加をお願いします」って言うだけ。どんだけ怠惰なんだぁー(笑)。

[4] 豊後森駅の駅舎 [5] ピカピカに磨かれた機関車 [6] 車庫の方はぼっろぼろ
[7] 標語が心に刺さる笑 [8] 近所に立派な博物館 [9] 見応えのあるジオラマ

二日目の朝食後、豊後森駅から徒歩ですぐのところにある豊後森機関庫へ連れて行ってくださるというのに初めて参加。これが雨天中止だったらまた引きこもるところでした。晴れてて良かったです。どこだかから無料で譲り受けたという機関車が勇ましく展示されていました。展示できる状態までキレイにするのにえらくお金がかかったのだそうです。迂闊にもらって失敗したって(笑)。それで予算が尽きたのかどうかはわかりませんが、機関庫の建物自体は復元されず、戦争でボロボロにされ、その後の年月でクタクタになった状態のままになっており、復元するかどうかで議論が割れているそうな。“自分を大切に”の標語は、この廃墟で見つけたものでした。すぐ近所には、三戸岡さんデザインの小さな博物館があり、往時の機関庫の姿を伝えるジオラマが展示されてました。何気に見ごたえあり。

[10] 由布岳がくっきり見えました [11] 金鱗湖に浮かぶ鳥居 [12] 二宮金次郎…かな?

最後の下車地は由布院です。昼食へ向かう前に、乗客みんなで町を散策するという由布院観光プラン…には当然不参加で、自分たちでブラブラする。交わる気、ゼロ(笑)。送迎のタクシーも要らんって言って、歩く。というか、ほんと、このくらい歩かないと食事(というか、ビール笑)が入る隙間ができないって。いやそれにしても、由布院の町を占拠するが如くにいる外国人観光客の数にたまげました。