泊まれる本屋 宿泊記①
2016年09月12日(月) 17:26
UXいろいろ, 本&映画の紹介, 日本発信四方山話, 東京, 泊まるコトコロBOOK AND BED TOKYO: There is an interesting hostel in Ikebukuro, named Book and Bed Tokyo, which offers you to sleep in a cozy bunk located in a book shelf. The upper bed looked a bit more spacious with a bit higher ceiling, but it could be risky for middle-aged men and women to go up and down the ladder. The guests seemed to be mostly young, more girls than boys. All the books were waiting for someone to pick it up, which was a real comfortable atmosphere for book lovers.
2015年11月にオープンして以来ずっと気になっていた泊まれる本屋“BOOK AND BED TOKYO”へ行ってきました。本屋じゃないけど。オープン当初はいつも予約がいっぱいで諦めざるを得なかった。少し騒ぎが収まってからもたびたび空室チェックしていましたが、どうせ泊まるならただの2段ベッドではなくて、本棚の奥に設えられた秘密基地みたいなお部屋が良いな…とかワガママ全開でして、考えることは皆さん同じのようで、“BOOK SHELF”と名付けられたお部屋の空きと自分の都合の良い日程が重なる日がなかなかなくて…ということでオープンしてから1年近くも経ってしまいましたが、いよいよ行ってみたのです。
どのくらいの規模感の建物だったり、看板だったりを探せば良いのか見当がつかず、結果的には結構迷う。なかなか渋みのある決して新しくはないビルの7階ワンフロアでした。エレベータを降りたらそこはもうホテルのフロントです。チーンと呼び鈴を鳴らすとガラガラと小窓が開く感じの作りになってました。前のめってチェックインの受付開始時間きっかりに行ったら、すでに2人がお待ちで私は3人目。エレベーターホールと言いますか、ホテルロビーと言いますか、他の人たちは大荷物を持っていたりもするので、すでに満員おしくらまんじゅう状態だった(笑)。急ぐ旅ではない…というか、旅ですらないので待つのは構わないのですが、暑かったです…。
私のお部屋は本棚の中の4番ベッド。上下二段になっていて、上段のほうが高さにゆとりがあり、上の人が動く音とか気にならないだろうから、上が良かったなーって少し思いましたが、他のお客さんの様子を見ていたら、ハシゴの上り下りや登った先の小さな入り口からの出入りがなにげに大変そうでした。40過ぎのオバサンには危ないかも。サクッと足を踏み外して落ちたりとか、あり得る。ちなみに客層ですが、女子率高い。7~8割は女子でした。しかも若い。20~30代前半くらいといった感じ。男性は彼女に連れられてきているだけで本には興味がなく、彼女の膝枕で昼寝とかするのが狙いな若者と海外からのバックパッカー組くらいかな。そんなバックパッカーオジサンと私で平均年齢をグンッと引き上げておりました。
翌朝、面倒なのでお化粧も省略して出かけてしまおうかとうっすら企んでいた私の横で若い女子たちが念入りにお化粧をして、髪をカールさせたり、マツゲをクルンとさせたりしていたので、化粧水つけて美容液つけて終わり…とはさすがにできず(いや、なんとなく…笑)、いつもどおりの適当メイクでしたが、お化粧道具もってきてて良かった…と胸をなで下ろしました。つづく。