羽黒山で2,446段
2016年05月09日(月) 17:21
日本発信四方山話, 山形2,446 STEPS OF HAGURO-SAN: It was quite amazing (and tiring) to walk the path of 2,446 steps amindst over 300-year old cedar trees. Full of greens, birds singing, pleasant greetings among climbers, even though you easily become sick of looking at the countless steps standing in your way. Forest bathing is a pure luxury for me anyway, and hot spring bathing afterward is a super combination.
ゴールデンウィークの後半、山形県へ行ってきました。初上陸。本来なら旅ランを満喫するところですが、両足首の負傷が長引いておりまして、ついでにご主人様も4月下旬に出場したチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの疲れが取れていないということで、走るのは断念。でも、羽黒山をパスするわけにはいかないし、車で行くみたいなズルをするのもあり得ないので、ゆるりと登ってきました。羽黒山の石段2,446段。
普通にしんどかった(笑)。見上げれば石段。ずっと石段。行けども行けども石段。途中、森の中に真っ赤な鳥居が見えて、150メートルほど行くと伊邪那岐稲荷神社がありますよ…という案内がありましたが、ここで脇道に逸れて心が折れたら困るので、鳥居に向かって軽く手を合わせてお終い。
その後の三の坂がなんといってもキツイ。キツイうえに、杉の巨木が風に揺られてミシミシ音をたてながら傾いでいたりするのでコワイ。そんなこんなを乗り越えて山頂に到着すると、羽黒山三神合祭殿は修復中でがっつり囲まれておりましたとさ…。
小さなお社を順にお参りしたり、松尾芭蕉さんの銅像を眺めたり、シャワートイレ完備のお手洗いをお借りしたりしてから下山。足首イタイ人には下りのほうがかなりキツイわけですし、途中から膝まで痛くなってきたような気もしましたが、そこはもう気合いで下る。ひたすら下る。休み休み登ってくる方々に「まだまだですよー」とか意地悪を言ったりして(笑)、とにかく下る。
足首に加えてふくらはぎにも湿布して寝るような羽目になりましたが、樹齢300年以上を経た巨杉の並木道を歩けて気持ち良かった。森林浴は最高の贅沢だと思う。その後に温泉もついていて極楽でした。