京都のど真ん中に畑

2015年12月01日(火) 18:57

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 京都, おいしいモノの話, モノ+コトの話

FARM IN THE CENTER OF KYOTO: If you are a big fan of organic vegetables, Yaoichi can be a candidate to satisfy your stomach. On the third floor, there is a certain size of farm with beautiful harvests, and a restaurant is located on the same floor, which promises a delicious meal with a view of the farm. The greengrocers on the first floor offers fresh vegetables with affordable prices. It looked attracting not only housewives but also local restaurant chefs.

まさか京都の町のど真ん中(六角堂からすぐのところなので、まさにど真ん中)のビルの屋上で、野菜がこんなに元気いっぱいに育っているとは…(写真[1][2])。柿もたわわに実っていました(写真[3])。

 

[1] たくさんの野菜が育てられてる [2] ビルの屋上にある畑 [3] 柿もたわわに実ってます

今年グッドデザイン賞を受賞した京都八百一本館の農場です。オープンからすでに2年ほど経つようですが、これまで気づかなかったとは不覚…。旅先で野菜を買うという行為が起こりにくいせいか、アンテナに引っかかってきませんでした。

一階では青果物やお肉、お魚、お惣菜にパンなどを販売しています。で、お野菜がとても安い! 生産や流通まで自社で担っているからでしょうかね、このお安いお値段が実現できるのは。売り場には、シュフではなくてシェフですよね?という雰囲気の買い物客も大勢いて、飲食店で利用するらしきお野菜をカゴいっぱいに購入されているっぽかったです。東京のスーパーで買うとなったらかなりお値打ちの京野菜たち、水菜や辛み大根や九条ネギが東京価格の三分の一くらいで並んでいて、これはもう買って送るしかないってことで買って送る手続きをしてから送料のほうが高くついていて凹む笑(写真[4])。

 

[4] スーパーで京野菜を購入 [5] 蒸し野菜ランチで栄養補給 [6] 色も味も濃くて美味しい

施設の二階と三階にはレストランが入っていて、屋上で獲れた野菜を使ったお料理を楽しめるようになっています。三階のレストランは畑の実りを眺めながらお食事を楽しめる作りになっていました。本当はそちらでランチをいただきたかったのですが、オープンが11:30というのがちと遅い。ということで二階の“きょうのおかず”というお店で、蒸し野菜のランチをいただきました(写真[5][6])。季節柄か根菜中心になるのはやむを得ませんが、どのお野菜も味が濃くてとても美味しかったです。具だくさんのスープはお代わりしてしまうほどに。

次回京都へお邪魔したときは、畑を眺めながらお高いコース料理に舌鼓を打ちたい。