京都の自転車事情

2015年12月04日(金) 17:51

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BICYCLE LANE IN KYOTO: Same as Kanazawa, the city of Kyoto seems to be trying to make bicyclists to run the left edge of the driving lane, and local people seem to observe the rule. What happened if some visitors join here? Can we expect them to observe the situation and follow locals? There are so many things to observe, notice, and learn while traveling, so look around over a head or around your shoes.

京都も自転車の多い街ですよね。観光客向けのレンタサイクルもたくさんありますし。歩行者のためのスペースをしっかりあけて、自転車は車道を走行すべし!という路面印字が、最近塗り直した感じで明るく目立っていました(写真[1])。

 

[1] 左側通行を示す路面案内 [2] だいたい守られてますねー [3] レトロな自転車屋さん

で、守られている…(写真[2])ような、いないような。ま、歩行者スペースにはみ出しての走行は本当はダメだけど、とりあえずそれは今回は置いておいて、感心したのは、左側通行がざっくり守られている点です。行き交う自転車同士が衝突する心配がない。ステキ。

平日の朝の風景なので、通勤通学の地元民ばかりだからこそ成立しているのかもしれません。これに観光客が混じったら秩序はどうなるのだろう? 地元の人たちがお手本を見せてくれれば、自ずとそれに倣うようになっていくのだろうか? 周囲の動きを観察して読み取って、それに倣うなんて振る舞いを外国人観光客にも期待して良いのだろうか?

なんてことを考えながら歩いていたらレトロな雰囲気の自転車屋さんに遭遇(写真[3])。旅先では足元にも頭上にも興味深いものがいっぱいです。