変なホテル~ポーター
2015年10月21日(水) 19:00
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 長崎, サインやUIの話, モノ+コトの話HENN-NA HOTEL, Vol.2: It provided a porter robot, which carried bulky luggage on behalf of guests very carefully, amazingly slowly in other words. A guest needed to stick to the porter within easy reach not to stop it. Understandable from the security’s point of view, but the detecting area was so small. After I gave one star for evaluation, it made a U-turn and headed off toward us, who were struggling to register the face authentication, and we were asked to give a way to the porter, which would never happen at a normal hotel.
変なホテルにてチェックインを済ませると、「ポーターロボットをご利用いただけます」と、ゆめ子さんではなくて人間スタッフが教えてくれました。どう考えても自分で運んだほうが速いと思ったけれど、ここはせっかくなので使ってみる方向で。
部屋番号を入力して、荷物を載せて、いざ出発! 持ち主がついてきているかどうかを感知するセンサーを備えているようです。つまりかなりの近距離でついていかないと止まっちゃう。ロボットより前に出てもダメなようでした。セキュリティを考えれば当然な仕組みかもしれませんが、センサーの感知範囲があまりにも狭い。それに、あまりにも遅い(笑)。これを便利と感じるのは、旅先でうっかり捻挫とかしてる突発的弱者や高齢者、子連れ、など急いで歩く必要がない、むしろゆっくり歩きたい人たちであって自分じゃないということを確信しました。ということで、最後に満足度を聞かれましたので、正直に★ひとつ(厳しいっ)。
評価を終えると、自力でUターンしてフロントへ戻って行こうとしていましたが、顔認証の登録でもたついている我々に思いっきり向かってきて、道を譲れと言ってきました(もう少し丁寧な言葉づかいではありました)。廊下の反対側を進めば私たちとぶつからないではないか?と思いましたが、そんな臨機応変な動きは取れないわけでして、私たちがよけて差し上げないとならないわけですね。よけるまで何度も道を譲れを繰り返してきたりとかして。意地悪してゴメンナサイ。でも、客に道を譲らせるなんて、ホテルマンにあるまじき…ごにょごにょごにょ。つづく。