旅の必需品は予備バッテリー

2015年02月05日(木) 18:32

UXいろいろ, 日本発信四方山話, ついにアフリカ到達, 岩手, モノ+コトの話, モロッコ

BACKUP BATTERY IS A MUST FOR TRAVELING: We have great public transportation services in Japan, and we cannot live without a train route finder app. I like the one developed by Yahoo!, which tells all the stations on the way, and even better the current location by the yellow arrow. The unfortunate thing is that the current location information depends on the timetable rather than GPS, which may cause a trouble if the train runs late. In that respect, Google Maps is amazing. It helped us to be sure of that the taxi was undoubtedly heading to the airport, even though we were not able to communicate with our driver in English at all. A smartphone, GPS, and a backup battery to feel easy for traveling around.

東京で暮らしていると、乗り換え案内系のアプリは手放せない大切な存在です。各社が出してるいろんなアプリをあちこち試した末に、最近よくお世話になっているのはYahoo!乗換案内です。

先日遠野まで足を伸ばしたときにも利用しました。暖かい季節にはSL銀河が走るのでご存知の方も多いかもしれませんが、JR釜石線に乗って、岩手二日町駅を目指すという旅程。1時間に1本しか走っていないので、逃すと大変。真冬、吹きっさらしのホームで1時間後の電車を待つとかってもう自殺行為ですからっ。

 

[1] 時刻表に基づく現在地表示 [2] GPSでも確認して安心2倍 [3] 言葉が通じなくてもGPS

いつの頃からかYahoo!乗換案内では、自分で設定した出発駅と到着駅だけではなく、到着駅へ向かうまでに停まる駅も確認できるようになりました。あと何駅?とか思いながら見たりします。そして(たぶん)最近、その路線上のどの辺りにいるかを示す黄色い矢印も出るようになりました(写真[1])。これは有り難い。混んでいたり、角度が悪かったりすると、ホームのあちこちにある駅名表示をなかなか確認できなかったりするし、駅名のアナウンスを聞いても、見知らぬ土地だと漢字を想像できなくてピンと来ないこともある。これで現在地を確認できれば安心感が増しますね。

ただしコレ、時刻表に基づく現在地表示なので電車が遅れている場合は致命傷になるやもしれないところが玉に瑕です。遅れた場合は出ないようになるとか、そもそも時刻表ではなくてGPSに基づく現在地表示に進化させるとか? そうなるとやはり頼りになるのは Google Maps ということになります(写真[2])。次の柏木平駅に確かに近づいていることが分かって安心安心。

Google Maps があって助かるのはモロッコのような言葉の通じない場所でタクシーに乗った場合も同様です。ホテルから空港へ向かうためにタクシーに乗ったものの、行き先きちんと通じてるのかどうかドライバーに聞いても英語が通じないので確認できない。これから飛行機に乗ろうと言うのに、どこかどんでもないところへ連れていかれたらと思うと胃がキリキリします。そんなときもやはり Google Maps で確認だい(写真[3])。モハメド5世空港へ接近中なのを確認できて、これほどの安心感はありませんでした。

結局 Google Maps さえあれば世界中どこでも安心って話なのか? というわけで、旅に出るときの必需品はスマホと予備バッテリーなんだと思う今日この頃。GPS電池喰うからさ。そして何を隠そう、遠野へ行くときには予備バッテリーを忘れてとてもソワソワしたのでした。