リヤドの紹介~マラケシュ編

2015年01月07日(水) 20:06

UXいろいろ, ついにアフリカ到達, モノ+コトの話, モロッコ

INTRODUCTION OF A RIAD IN MARRAKECH: We chose a riad, Dar Zaman, run by a British man in Marrakech, and found such a sense of ease thanks to his and his staffs’ English availability! So nice, easy, and assured to communicate in English. The riad was sophisticatedly furnished, and I liked some dishes served there a lot, but the room itself was so cozy which made me speechless with amazement. The bed, however, was a queen size with a goose feather down duvet, which promised us to have a nice sleep. All hotel guests have different evaluation criteria, and the weighting varies too. It could be really hard for hotels to design their services, but it could be a big challenge to enjoy. Should I consider bursting into the world of accommodation?

マラケシュで3泊お世話になったのはイギリス人が経営する Dar Zaman です。経営者がイギリス人というのが、コレ果てしなく大きなポイント。普通に英語が通じます。カサブランカからグルッと時計回りにあちこちの町で宿泊しましたが、こんなにも英語の通じる安心感を提供してくれた宿は他にありませんでした。経営者のピーターはイギリス人だから当たり前だけれど、右腕のハッサンも英語をしっかり理解します。縁故採用?のハッサンの弟(名前忘れました。ゴメンよ)の英語はまだ勉強中という感じでしたが、自覚しているせいか、とても申し訳なさそうに「英語まだ上手に話せないんです、ゴメンナサイ」って挨拶してました。大丈夫! アイト・ベン・ハッドゥで「英語話せます!」と自信満々だったおっちゃんよりも全然話せてるよー。ガンバレ、ハッサンの弟(名前忘れてホントごめん)。

 

[1] マラケシュの宿 Dar Zaman [2] 中庭のプール [3] お食事処

というわけで、スタッフがもたらす安心感トップの Dar Zaman ですが、中庭やテラスの雰囲気、あちこちに配されている調度品のセンスも文句なしでした。

 

[4] ランプシェードはやはり素敵 [5] 中庭の置物。思わず見入る [6] 部屋に飾られていた絵

しかし残念だったのは、部屋がとにかく狭いこと。入った瞬間に絶句してしまうくらい狭かった(笑)。スーツケースを広げるのにも苦労するくらいだったから、日本のビジネスホテル並の狭さと思ってもらえばよいでしょう。にもかかわらず、ベッドはしっかりクイーンサイズだったりもする。部屋を少しでも広く使えるようにするためにベッドサイズを落とすことも考えられそうですが、そこは身体の大きなヨーロッパ人をメインターゲットとする以上は譲れないところなんですかね。まー、私たちも大きめベッドでゆっくり眠れたので満足ですし、他のリヤドになかった特長としてもう一つ、お布団がデュベスタイルだったというのも特筆に値するかもしれません。シーツとシーツの間に挟まって寝るの、落ち着かないんですよね。寒いし。

 

[7] 夕食の前菜。美味でした [8] きちんとしたデザート笑 [9] 朝食の卵焼きは絶品!

最後に Dar Zaman の食事です。マラケシュに到着する頃にはすでに食べ飽きていたタジンがここでもメイン料理で、選ぶ余地なしだったことはちょっと残念ですが、前菜やデザート、それに朝食の卵焼きが美味しかった! 食事にはおおむね満足です。ただし、お食事処が寒かったのだ。雰囲気は良かったですけどね。

宿は、評価軸がたくさんあって、お客さんによって重きを置くところが違って、でも重点項目の得点が高ければそのまま総合評価が上がるかというと決してそうではなく、極端に評価の低い項目があると、それに引っ張られて総合評価も下がり得るという、サービスを提供する側の大変さ加減は推して知るべしという感じですが、わたしは利用客として、これからも好き勝手言い続けたいと思います。