黒板の教室でワークショップはいかが?
2014年10月01日(水) 17:25
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 新潟, モノ+コトの話WORKSHOP IN A BLACKBOARD CLASSROOM?: There are nice “arts” which can be used and shared even during off-season for like a corporate training program or a group workshop in Echigo-Tsumari. Sansho House, House of Light (I’m dreaming of staying there in the near future), and wooden cottages in a camp field are great examples for you to consider not just listening in to, but staying for your innovative activities. The place I would recommend the most, however, is “Blackboard Classroom,” which would prompt your out-of-the-box thinking, as everything made of blackboard surely encourages you to let yourself out. Why don’t we have a joyful workshop in plain clothes which you don’t mind getting dirty?
越後妻有にとって、芸術祭を開催していないときにどれほど観光客を誘致できるかがこれまでも、そしてこれからも大きな課題になるのだと思いますが、ただ鑑賞するだけではなく自らもアートの一部になるような“体験”を提供する作品が多いですし、わたし達が泊まった“脱皮する家”をはじめ、宿泊できる施設(というか作品)も多いため、さまざまなイベントに転用できそうなのは、課題を打破していくための策としてすでに十二分な魅力を放っています。
企業の研修や団体の合宿などに採用されることの多い三省ハウスは、元が学校ですし、最大80人まで泊まれちゃいますし、“学校に泊まる”という子どもの頃にワクワクした経験を大人になってから再現してしまえるという素敵な場所。
いつか必ず…と狙っている“光の館”は、空を眺め、光に囲まれながら瞑想することを推奨する施設なので勉強会のような位置づけで利用するのは憚られる…というか、もっと無目的に泊まりたい場所かもしれません。
節黒城跡キャンプ場のコテージなる施設も何気に良さそうでして、今回の訪問で行きそびれたブナ林を散策するための拠点にしたいぞ…という感じで、結局勉強をするために行くという目的設定がそもそも難しいのではないかとすら思えてきたところですが、今日紹介するのは(やっと本題)、そんな遊び優先の訪問者に勉強したい!と思わせてくれるのではないかと期待の高まる“関係 – 黒板の教室”です。
もー、何から何まで黒板なのです。先生は黒板という枠にとらわれる必要ありません。黒板のうしろの壁も黒板ですから(写真[1])。生徒はノートを持ち込む必要すらない。机に書いてしまえばイイのだ(写真[2])。地図や地球儀だって直接書き込んで勉強できる(写真[3][4])。地理とは関係ないことを書いてもイイのです。机をパカッと開くと(写真[5])、実は映像の共有とかができるようになっているという、ここにきてなぜかデジタルな設備もあるという驚き…(笑)。どうでしょう? こちらの教室でワークショップなどいかがですか(写真[6])。ちなみに椅子も黒板ですので、全身汚れてOKの服装での参加が必須です。