NPGにてお絵描きレッスン
2014年07月09日(水) 19:32
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イギリス, イベントの話, モノ+コトの話DRAWING LESSON AT NPG: Visiting museums and galleries in the evening is highly recommended in London, as some major ones have a (or two) late opening day(s) of the week. The National Portrait Gallery I visited this time opens till late on Fridays, and provides a drawing lesson in the gallery. Though I didn’t join it as I’m not good at (or interested in) drawing, it could be a great opportunity for art learners.
予定していた仕事を終えた金曜日の夕刻、長年行きそびれていた…というか、ナショナルギャラリーのほうを見て力尽きた結果として足を運び損ね続けてきた別館ナショナル・ポートレート・ギャラリーへ行ってみることにしました。
ロンドンのイイところは、前回訪れた V&A や上記二つの美術館、そして世界中の至宝を集めた大英博物館など名だたる観光地が軒並み入場無料なこと。さらに週に1~2回(木曜や金曜の場合が多いようです)は“レイト・オープニング”と称して開館時間を遅いところではなんと22:00まで延長してくれていたりすることです(どこが何曜日に何時まで延長になるかこちらにリストがありまーす)。
ということで初めて伺いましたナショナル・ポートレート・ギャラリーは比較的(あくまでも比較した場合…)こぢんまりしていて、一日働いた後に行っても楽々…とまでは言わずとも、挫けずに回れるくらいのボリュームでした。
ポートレートは、代々のイギリス国王や王室の方々、首相、学問や芸術の分野で後世に名を残した方々など当たり前ですが著名人ばかり。英国の人たちが中心なので日本人の自分には馴染みの薄い方もいましたが総じて見応えは十分でした(写真は[1]から順にエリザベス女王の若かりし日、生前のダイアナ元皇太子妃とサッチャー元首相のお三方です。反射を避けて少し斜めから撮ってますのであしからず)。
ヨーロッパの美術館でよく見かける光景に、美術を勉強中の学生さんなんかがデッサンをしている姿がありますが「今日はやけにたくさんいるなー」なんて思っていたら、「あなたも描いていきませんか?」とキレイなお姉さんに声をかけられました。「いや~、絵は苦手でして…」と答えたら「目が見えてペンを持てる人なら必ず描けます!」と力強く言われて、そのあまりの言い切りに一瞬唖然としてしまったんだけど、マジでお絵描き無理なので丁重にお断り。
なんでも毎週金曜日の夜のイベントとして開催しているらしいです。各種画材が用意されていて(写真[4])、描いた絵は持ち帰ってもイイし、描き残したい?!人は床に広げた紙に描いて、美術館を訪れた人たちにお披露目することもできる(写真[5])という仕組みらしい。アマチュア画家の皆さんの腕前はどんなもんかな~と覗き見してみたら、みんなめちゃくちゃウマイです(写真[6])。すごぉー。
ということで、夜の美術館ではこんなイベントもありますし、日中より人が少ないし、伴って子供連れも減るため静けさが増して、いい感じにゆったり観賞できるということでおススメです。ロンドンで博物館・美術館めぐりをされる方はどうぞお試しを。