フエルサ ブルータ見てきた

2014年06月22日(日) 14:47

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

FUERZA BRUTA: Enjoyed a show, coming from NY and will be performed in Tokyo till the end of June, 2014. Audiences enjoy standing and looking up the stages with performers running and floating around. The big pool so called (though it looked like just a paddle for me) over our head amazed the audiences and we were busy to take photos or movies.

オールスタンディングで、かつ舞台が“頭上”にある場合が多いので、終演後の第一声は「首、疲れたね…」という感じでした(笑)。

フエルサ ブルータの公式サイトによれば…

『天井から舞い降り、壁を駆け、歌い、叫び、踊り、そして宙に浮く透明で巨大なプールで泳ぐ人魚のように美しくセクシーなパフォーマーたち…。観客は天から降りてくるプールを仰ぎ見て、触れられるほど間近まで迫って来る人魚たちに手を伸ばします』

ということで、まー概要は上手にまとめられていると思うのだが、“巨大プールが降ってくる?!”というふれ込みは誇張が過ぎた。巨大プールは降ってこない。“巨大な水たまりが降りてくる”くらいが表現としては適当だと思う。そんな頭上に降りてくる巨大な水たまりでのパフォーマンスはこちら↓

 

[1] 頭上でのパフォーマンスその1 [2] 頭上でのパフォーマンスその2 [3] 頭上でのパフォーマンスその3
[4] 手が届く!?ところまで降りて… [5] パフォーマーが降りてもくる [6] ずぶ濡れたい人はあの下へ!

最終的には、観客の手が届くところまで頭上の舞台装置は降りてきます(写真[4])。でも、背が小さいと全然ダメ。背の高い人に限定の手が届く感です、あしからず。それから、パフォーマーがちょいちょい観客席…というかフロアに降りてきてパーフォーマンスをする(写真[5])。座れ!と言われてしゃがんだと思ったら、立て!と言われて立ち上がる。観客も忙しい。

いや、観客の忙しさと言えば、撮影である。写真も動画も撮り放題という変な舞台なのだ(フラッシュは禁止)。そのおかげで私も写真を並べながらブログを書けるわけだが、これはイイようでイクナイと思った。撮ることに必死になると演出を楽しめない。そこまで必死にならなくても、手に持っているデジカメなりスマホなりを落とさないように…と少なからずの意識がそちらに向いてしまうとやっぱりパフォーマンスを楽しめない。あと、他の人がどんな絵をどんな風に撮っているのかとか気になりすぎて、そっちを観ちゃう。いや、これは職業病(笑)。

こんな舞台装置や演出のパフォーマンスが日本で見られるというのは、ある意味お勧めなのだけれど、コスパが十分かどうかは意見が分かれるところではないかと思う。とにかく騒ぎたい! ずぶ濡れ上等! と思う人は足を運ぶことをお勧めします。追加公演の最終週となる今週は“エクストリームレイン”と銘打って、水量倍増だそうな。ずぶ濡れたい人はステージに向かって中央の一直線上をキープすべし(写真[6])。