3年後の塩竃市の様子

2014年05月16日(金) 12:18

日本発信四方山話, 宮城

RECOVERY LEVEL IN SHIOGAMA: Had a brief run in Shiogama, located between Sendai and Matsushima. The town was damaged by the giant tsunami 3 years ago, though the damage was less than other coastal cities and towns thanks to the Matsushima islands worked as a breakwater. Still, the recoveries are in progress which looked really slow.

塩竃市のビジネスホテルに一泊した翌朝、町の海側を少し走ってみました(写真[1])。

 

[1] 塩竃市の海側をランニング [2] 路肩はまだ荒れたまま… [3] キレイになってる路肩もある

塩竃湾は、松島湾の奥に位置しているため、松島町と同じように他の沿岸市町に比べると被害は少なかったようです。海に浮かぶ島々が防波堤の役割を果たしてくれたおかげで津波の勢いが減衰したと考えられるからです。それでも津波の高さは1.5m~4.8mにおよび、建物の被害は13,000件を超えたとされています。あくまでも“他の沿岸市町に比べると”被害は少なかったということ。ここ重要。

 

[4] 消火栓飛び出たままの歩道 [5] 津波をかぶったと思しき階段 [6] 復旧に使われる?!木材の山

海沿いの道路は、ほとんど復旧していました。ただし路肩や歩道はまだまだで、間に合わせ的なところもたくさんありました(写真[2][3][4])。運河を越えるための歩道橋は、津波をかぶったときの土砂(と思う)が堆積したままだったり(写真[5])。鉄は錆びて、ところどころに穴もあります。

運河を渡った反対側の階段は通行止めになっていました。仕方がないので車道を走って下ります。その途中で、真新しい材木の山を見かけました(写真[6])。朽ちた歩道橋を見た直後だったので少しホッとしました。

今年、初挑戦しようと思っているふるさと納税の納税先として、塩竃市現在1位です。どこにしようかと決めかねていたんですよね…。こういうのを縁と思って決めればイイんだとふと思いました。そして早速手続きをしようと思い、塩竃市のサイトを見たら、分かりにくくてダサくて少し萎えた…。