三つの味を楽しめる棒あめ

2014年03月07日(金) 10:11

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

LUXURY LOLLIPOP WITH 3 FLAVORS: One of the Japanese old established sweet shops, Eitaro, offers a lineup of luxury lollipops for lollipop lovers. The one I tried started with strawberry taste, it changed to yogurt, and ended up with orange. Interesting experience, but the seamless change of tastes may be subtle if you are not sharply conscious of it. If you really love lollipops, it’s worth trying though it is more than 10 times the price of a Chupa Chups.  

以前から気になっていた あめや えいたろう の棒あめ 虹のムコウ をお土産に使ってみました。皆さんご存知の チュッパチャプス を三回りくらい大きくして、かわいらしくラッピングし、今どきにしては随分と過剰ですね…とつっこまれても仕方がない雰囲気の立派なケースに入って1本驚きの525円! 通常のラインナップ7本に、銀座三越で限定販売していたイチゴ味のを足して8本の大人買いです…(写真[1])。土産物として 受け取り、金額を聞いた家族の顔には「飴ごときにそんな金つかってんじゃね~」というちょっと呆れた心の声がありありと浮かんでいました(笑)。

 

[1] 高級棒あめを大人買い [2] 何味か分からなくなった… [3] 色で区別するしかないのだ

でもこれ、味と色が変わるらしいんですよ。とりあえずどんな感じに変わるのか、チュッパチャプスの10倍を超える金額に見合う感激があるのかどうかを確認すべく自分でも試してみることに。悩んだ挙げ句、味が ストロベリー→ヨーグルト→オレンジ と変わるらしい“小悪魔”に決定しました。本当はグレープフルーツ味を楽しめる“青春”がよかったけど、それは姪っ子に取られたのだった…。ちなみにケースがあまりにも嵩張るので、全部出して持っていったのですが(写真[2])、そうするとドレが何味かまったく分からなくなるという罠が…。お店の方に色を書き込んでおいてもらって良かったです(写真[3])。過剰包装もどうかと思うし、出したらモノを特定できなくなるというのもなんだか不便。まとめ買いはそもそも想定していないのかな? ホワイトデーの義理返しとかには地味にちょうどイイ雰囲気と価格かもしれませんけどね。しかし、へんてこりんなネーミングもどうなんだ…。“小悪魔”も分からんが、サブタイトル的に記されている“コケティッシュでいたずら好き”っていうのが果てしなく???だ。

でもって食べた感想ですが、まずデカイ。前半は口に入れっぱなしにしておくのが辛いです。無理をすると、口の端からヨダレがダラ…っとなりそう。危険。ストロベリーからヨーグルトへの切り替わりは、甘さが連続してしまい、いまいち分かりにくかった。ヨーグルトからオレンジへの移行は、オレンジの酸味のおかげでかなりはっきりと分かりました。いや、分かったからどうなんだって話もなきにしもあらず…。味の変化をあまり気にせず、ただ口にほおばっていたらうっかりあっさり食べ終えてしまうのではないだろうか? ということで、エクスペリエンスとして微妙でした。しかしお味は上々です。