湯畑 草庵のご紹介

2014年02月27日(木) 18:35

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 群馬, モノ+コトの話

RECOMMEND YUBATAKE SOUAN: Well designed and featured reasonable hotel in front of Yubatake, main square for tourists in the center of Kusatsu village. The room door is not self-locking, but it forces guests to bring the pack of keys with them whenever they go out of the room, which is a great usability, but I’m not sure if guests with no conscious about usability would notice it.

 

[1] 湯畑 草庵の素敵なしつらえ1 [2] 湯畑 草庵の素敵なしつらえ2 [3] 入り口は氷柱まみれ…

草津では、オープンしてまだ1年と少しの湯畑 草庵を利用しました。湯畑、本気で目の前にあります。この立地で、驚きの低価格。かといって、部屋が狭苦しいわけではなく、古くて汚くてすきま風ビュービューというわけでもなく、宿のしつらえは、むしろオシャレで素敵(写真[1][2])。建物の入り口にある看板?!が氷柱まみれになっていましたが(写真[3])、それは低価格を実現するために人件費を抑えているがゆえに手が回らないのだと良きに解釈しましょう。

1階がカフェになっていて、ホテルのフロントとカフェの会計を兼ねています。ちなみにカフェは、宿泊者の朝食処も兼ねているという上手な作り。

 

[4] 鍵セット [5] ドアはオートロックではなく… [6] おかげで靴箱の鍵も忘れない

わたし達のお部屋は“ざぜんそう”と名のついた209号室でした。鍵は、部屋の主電源を入れるためのカードと部屋の鍵、そして靴箱の鍵がセットになっていました(写真[4])。部屋のドアはオートロックではなくて、自分で鍵をかけなければなりません(写真[5])。ちょこっと面倒です。でも、そのおかげで靴箱の鍵を持って出るのを忘れることがありません(写真[6])。うまくできてます。 

下足札を部屋に忘れてきてしまう宿泊客のためにリマインドを貼り出すというカッコ悪い解決策をとることになるよりも、忘れずに鍵一式を持って部屋を出てもらうために、ドアはオートロックにしないという潔さ。好きかも。

でも一般のお客様は、単純に「今どき、オートロックじゃないのかよっ」と思うのかもしれませんね。とすると満足度は下がるのか…。うーん、難しい(笑)。