衣装じゃなくて意匠?!

2013年09月17日(火) 17:42

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, モノ+コトの話

UNFORTUNATE TYPO: A new food court opened in this August inside the Nagatacho station, which is really convenient as it opens from early morning till late at night. You are able to use whichever seat you like, but that system is not visible, and even worse the information telling it has a typo.

今年の8月、Echika fit 永田町がオープンしました(写真[1])。我が家は有楽町線沿線なので、都内各所へ移動するときによく永田町で半蔵門線や南北線に乗り換えます。いつも足早に通り過ぎるだけだった永田町の駅構内に、朝から晩まで開いていてくれるお食事処があるのはとても便利。さっそく何度か利用させていただきました。

 

[1] Echika fit 永田町オープン [2] 店内キレイで居心地イイです [3] でも残念なタイポを発見…

できたてほやほやだから、店内はとてもキレイだし(写真[2])、食事もふつうに美味しいです。ただ、店舗ごとに座席エリアが区切られているように見えるのに、実際には、どのお店を利用するかに関係なくエリア内の好きな席を利用して良いという仕組みになっていて、それが最初はちょいと分かりにくかった。おまけに、その説明がテーブルの上の案内(写真[3])に記されていますが、意味が分からなくてしばし…悩む。

「衣装のことなるA~Dブロック全140席をご自由にご利用いただけます」

衣装のことなる? なんの衣装? スタッフの衣装? みんな同じ制服に見えるし、スタッフの制服を“衣装”とは言わないだろ? と、ここまで考えて、やっと辿り着きました。“意匠”って言いたいんだな、きっと…。でもって、正しく“意匠”と書いてあったとして、みんな分かるのだろうか? うーーーーん。“意匠”で原稿を書いた人も、“衣装”とタイポしちゃった人も、読んでも気づかずに働いてる人も、気づいたのに教えてあげない私も、みんなダメ。日本の将来が不安だ…(笑)。