最後に選べる朝食オプション

2013年08月08日(木) 15:55

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 静岡, サインやUIの話, モノ+コトの話

BREAKFAST OPTION IS AVAILABLE AT THE END: We are to stay at cocochee hotel in Numazu this summer. It’s located in front of the Numazu station, which is one of the gateways to Mt. Fuji. Even though you are to book a room with no meals, you will be asked to select a breakfast option (for each morning if you stay more than 2 nights) at the end of the booking process, which is good. The unfortunate thing is that the flexibility was not visible at the beginning of the process.

今年の夏休みは沼津へ行って、美味しいお寿司を食べることに決定しました!

 

[1] 肝心の検索結果はずっと下 [2] “ふりがな”は“ひらがな”で [3] 宿泊日ごとに朝食選択可

で、以前から気になっていたココチホテル沼津に宿泊します。ユネスコの世界文化遺産に登録された富士山への玄関口の一つとして、沼津も気合いが入っています。部屋の予約をしようとプランを検索したら、検索結果よりも何よりも最優先で、上層階の一部客室から富士山の眺望を楽しめるという立地のアピールにかなりの行数が割かれていました(写真[1])。肝心の検索結果は、かなーり下までスクロールしてやっとの登場です。

お客様登録フォームの作りや求められる情報量は必要最低限でイイ感じです(写真[2])。しかも氏名の“ふりがな”は“ひらがなで入力してください”ですよ。素敵。ちょっとしたことですが、“ふりがな”と“フリガナ”では次に氏名を入力するときの一手間が違ってくるのだ。

ココチホテル沼津の予約フローでもっとも感心したのは、もう一息で予約完了という最終段階に来て、朝食をはじめとするオプションを選ばせてくれることです(写真[3])。しかも連泊する場合は、宿泊日ごとに設定できる! 二日目の朝は食事してる時間ないけど、三日目は食べたい。そんな希望がすんなり通るんです。富士山に登ってご来光を拝む予定のお客様には、とてもありそうな要望ですよね。ビジネスマンも嬉しいに違いない。ただし、そんな融通が利くことが、予約プロセスを始める段階で見えていないというのがとても残念でした。それを含めて、ほんの少し改善するだけでWebサイトとしてはかなり良くなりそうです。いやしかし、ホテルの肝心はお部屋と現場のサービスですから、地方都市には珍しいデザイナーズホテルでの2泊3日、今から楽しみです。