えきねっとのユーザビリティがヒドイ件
2013年08月07日(水) 17:04
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, モノ+コトの話BAD USABILITY OF EKI-NET: JR East provides an online booking service, called “Eki-net,” and I found I was not able to log in because the registered credit card had been expired. Okay, shall I update the expiration date? This turned out to be a start of a long journey to complete the supposedly easy task on this user-unfriendly site. The error message doesn’t tell how, different labels are used to mean the same page, and even worse, there is no way to update the expiration date but I have to delete the expired card and register the same card with its extended expiration date. JR East should learn from Amazon.
先日、浜松駅の券売機で新幹線のチケットをアナログ買いしていたら、ユーザビリティ屋のくせに未だ券売機かよっ!とツッコまれ、さすがに悔しいので(笑)、JR東海のネット予約&IC乗車サービスについて調べてみたら年会費がかかるっていうのであっさりパス。とりあえずメンドクサイ。
ネット予約だけならJR東日本のえきねっとでも可能なはずなので、近々に迫っている三島への往復分をネット予約しよう…と久しぶりにログインしたら、登録してあるクレジットカード情報に難あり…ってことで拒否られました(写真[1])。そしてそこから長い冒険が始まるのだった…(怒)。
エラーメッセージには、エラーからの回復方法を書く。コレ、今や常識。意味不明の数字の羅列を書いてないで、どのページのどこでクレカ情報を変更・更新できるのか、書きなさいよぉ~。[←戻る]ボタンしか生きていないのでとりあえず戻ったけれど、前のページを隅々まで見るも登録情報へ行くための入口は見つからず、やはりここは奥の手の[Q&A]だってことで、検索用語を何度か変えて挑戦し、やっとのことで求めていた情報をゲットしました(写真[2])。クレカの有効期限は手動で更新しなければならず、そのためには“会員メニュー”へまず行け!と回答欄に書かれていますが、パンくずナビ風に記されているカテゴリーの記載を見ると、“会員メニュー”ではなく“えきねっと会員”というのが入口ということになっている。どっちやねんっ!とツッコミつつもトップページに戻り、やっとの思いで見つけた入口の文言は“会員サービス”だったという…。
“登録情報の確認・変更”のページへ遂に辿り着くと(写真[3])、 “会員メニュー”も“えきねっと会員”も“会員サービス”も全部ラベルとして使われていて、これじゃ~文言の不一致による混乱は避けられない。
そんでもって、[クレジットカード情報]の登録・変更ページへ進み、クレカの有効期限のみを変更してやっと終わりだ…と思ったら、同じカードの有効期限だけを変更して、更新するというパスを用意してくれていないという…(写真[4])。もう疲れたぞ、JR東日本。Amazonさんを見習って(写真[5][6])、数年に一度訪れる有効期限の変更をサクッとできるようにしてください。