温水洗浄便座の導入を
2013年04月12日(金) 18:00
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 京都, サインやUIの話, モノ+コトの話SOME CHANGES REQUIRED FOR TOURISTS FROM ABROAD: We stayed at Kyomachiya Ryokan Sakura in Kyoto, and were satisfied enough with its traditional but modern and clean room. It seemed to be really popular among tourists from abroad, so I thought it should introduce the toilet seat with a warm-water shower feature to satisfy them with an invention that Japan is proud of. The reservation confirmation page on its website needs to be renovated as well.
京町屋旅館さくらにお世話になりました。以前から気になっていたのですがなかなか予約が取れず、今回も書院造りのお部屋に2泊、洋室に1泊でやっとの予約でした。
宿の佇まい(写真[1])は、町屋の雰囲気をしっかりと保ちつつもモダンな印象で、清潔感もあって上々です。書院造りのお部屋(写真[2])はこぢんまり。畳のイイ香りがして悪くないのですが、Webサイトには「縁側に腰を掛けて、京都の歴史を感じ」られるとあったのに、縁側はありませんでした。なぜなら3階のお部屋だったからです。書院造りのお部屋すべてに縁側がある的な書き方、良くないです。あと、お風呂がビジネスホテルを思わせる安っぽいユニットバスでガツカリしました。
おまけにトイレが温水洗浄便座じゃない! 朝食のときの顔ぶれから推測するに、90%くらいが海外からのお客様と思われます。比較的リーズナブルな価格で和室のお部屋を提供していて、海外からの観光客が食いつくのは分かります。宿としてもとうぜんそこを狙っていると思われる。それなのに、お部屋のトイレが温水洗浄便座じゃない! これは良くない。いや別に、わたしはそれほどこだわりませんが、日本が世界に誇る製品の代表格である温水洗浄便座を体験する機会を提供しない宿なんてちょっとダメ。
Webサイトから予約をしたときの入力内容確認画面が、予約を思いとどまろうかと思うくらいヒドくて(写真[3])、海外からの観光客さんたちもこのヒドい体験を頑張ってクリアーして予約を完了し、楽しみいっぱいで京都まで来てくれているのだと思うから、辿り着いてからは最高の時間を過ごして欲しいと思う。トイレも含めて。そういうわけで、温水洗浄便座の導入をお願いします。