UCDにはほど遠い駐輪場
2013年04月15日(月) 15:15
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, ヒトについて, モノ+コトの話BICYCLE-PARKING FAR FROM UCD: There is a brand new bicycle-parking at LaLaport Toyosu. Thanks to it, maybe, there are so many bicycles parked around the building, not in the parking. No wonder, because the gate is hard to go through physically, the notice board doesn’t say how much it would cost, but the parking ticket says it would cost some if you lost the ticket. Scary to use the parking. The management should notice that users are not happy with it at all.
ららぽーと豊洲は徒歩圏内です。いつも旦那と二人でお散歩がてら歩いて行くことが多いのですが、最近、周辺の駐輪が増えたな~とか、駐輪を禁じるためにポールを立てたり、鎖を張ったりしているところが増えたな~とか思っていたんですよね。それもそのはず、先日、自転車で行ったときに駐輪場を利用して腑に落ちました。
以前はなかったゲートが駐輪場の入口に完成していました(写真[1]/出庫するときに撮りましたので中からの画像です)。このゲートがまた、極めて通りにくいのだった(笑)。“ここを押す”ってところを自転車の前輪で押してゲートを通り抜けることになるのですが、ママチャリで通ろうとすると、上部のカゴとかハンドルとかが上のポールに引っかかってすんなり通り抜けられなかったりします。
そして、ゲートを作ったからには有料か…と当然思う。自転車だって車なわけですし、駐車場と同様に駐輪するための場所をお借りするわけですから料金を支払うことに対しては別に抵抗ないのですけども、それにしても、どのくらいの料金がかかるのか…という情報がない(写真[2])。ここに記されていないということは無料なのか? と思いつつ、発券ボタンを押して駐車券を受け取ると、“出庫の際に規定料金をお支払い下さい”との記載がある(写真[3])。やっぱり有料なんか? よく分からんが、もう中に入れてしまったからには出すのも面倒だからそのまま駐輪して用事を済ませよー。そして4時間後、お財布を準備しつつ出庫しようと駐車券を機械に入れたら、見事に0円也。無料でした…。
で、このゲートは何のためなん? 盗難防止? 駐車券を機械に挿入しないと駐輪場から自転車を出すことができないから、確かに盗難は防げる。しかしユーザーは、極めて通り抜けしにくいゲートを入庫時と出庫時の二回、通らなければならないうえ、駐車券を折り曲げたりせずに大切に保管するという余分なタスクに耐えることを強いられる。おまけにこの駐車券を紛失した場合には余分なお金がかかる的なことが案内板に記されている。もちろん幾ら請求されるのかは記されていない。怖くて紛失できない。そもそも駐輪場を使うのに幾らかかるのかも明示されていない。やっぱり怖くて使えない。まー、いっか、その辺に停めて買い物してこよー!っとなる。展開としてまったくおかしくない。だからその辺に停まっている自転車が増えたんですね。納得。
ららぽーと豊洲がどうしたいのかさっぱり分かりません。ユーザーは喜んでいないということ、早く気づいて何とかしましょう。