虹と海への改善提案
2013年03月21日(木) 21:05
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 石川, サインやUIの話, モノ+コトの話ONE IDEA FOR A HOTEL: Sweets were served in a buffet style at a hotel in Noto. And, when I was to enjoy ice creams, I found the flavor information was given on the freezer cover, which made me to close the cover to, once again, check the flavors. Don’t you think the information should be placed in the freezer, rather than on the freezer cover?
能登ではもう1泊、虹と海という旅館に泊まりました。立ち行かなくなった古い旅館やホテルの建物をごっそり引き取って、リニューアルし、見た目やサービスを頑張って今風に仕立て直して運営しているぼちぼち新しいお宿のようです。ロゴが素敵でした。客室も夫婦二人にちょうどイイ感じに広すぎず、狭すぎず良かったです。ちなみに加賀屋グループ。料金は加賀屋の半額くらいかな…。もうちょっと安かったかもしれません。で、スタッフの出来も半分くらいっていう残念な感じ…。明け方5時頃、火災報知器が鳴ったんですよねー。マラソン前日で、膝痛を抱えていた旦那はただでさえあまり眠れずにいたのに、けたたましく鳴り響く非常ベルのおかげで完全なる目覚め。しかし、近隣の様子をうかがっても非常口へと向かう人の気配は見られず、火の手や煙の雰囲気もなく、とりあえずフロントに電話をして状況を確認しようとするも、話中…。皆さん、考えることは同じということで。しつこく電話をしたら繋がったけど、「誤報と思われますが、ただいま確認中です」というはっきりしない説明しかもらえなくてガツカリ。しかも兄さん、「誤報と思う」なんてあんたの見解、未確認の状態で言ってはマズイんじゃないの? そんなこんなで朝になり(その後、少しは眠れました)、朝食処に降りていったら、お詫びが出ていました。コレだけ。チェックアウトのときにもこの件にはまったく触れられず、なんとなく不満。わたしが旅館側の人間ならば、誤報の確認が取れた時点でこのお詫びの書面をプリントして、全客室のドアの下から放り込むくらいの対応をするけどなー。
他にもですね、いろいろと改善すべきところは目白押しだったのですが、簡単にできることを一つご提案して幕引きとしましょう。すんごい簡単な話だから、速攻改善していただきたい、アイスクリームのお品書きを。5枚目の写真をご覧ください。上手に撮れてなくて申し訳ありませんが、上段左から順に、りんご→ピスタチオ→北海道かぼちゃ。下段左から、抹茶黒みつ→バニラ→ストロベリーです。「わ~、どれにしよう?」なんて女子っぽくワクワクしながらざっと見て、「一つはストロベリーで~」とか思いながらフタを開けると、お品書きがケースのフタに貼られているから、フタを開けると一緒に上がっちゃって見えない(フタを上げた状態が6枚目の写真です)。「えーっと、この右上の黄色いのはなんだったっけ?」ってことでフタを閉じて確認し、「うーん、どうしようかな?」とか思いながらまたフタを開けて、「やっぱりカボチャはないな…。じゃ、左下の濃い緑は?」とか思いながらまたフタを閉じて…とかやることになっちゃうじゃないですかー。しばらく観察してみると、実際みんなそんな感じ。観てると結構おもしろいです(笑)。ケースの中は湿度が高いし、低温だし、衛生面への配慮も必要になるから、ただ書いた紙を置くみたいなのではダメかもしれないですけど、アイスのケースの角あたりを使って、情報提示することができそうな気がします。フタ、あんまりパカパカ開け閉めされると電気も無駄になりますし、それこそ衛生面が気になります。フタを開けっ放しにして激しく悩む人が出てきたらそれはそれで困りものですが、選択肢が6個ならそんなに長時間悩むようなことはないでしょー、どれが何味か分からないと悩むだろうけども。