曜日はないほうがイイかも

2013年02月28日(木) 18:14

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THE DAYS OF THE WEEK MAY BE UNNECESSARY: Brassiere recycle campaign organized by WACOAL starts on February 12 (Brassiere day) and ends on April 22 (Earth day). And, the days of the week were not printed on the recycle bag, which makes it possible to keep using it every year. It is a great example of a sustainable service design, though today I happened to find a newly designed recycle bag which contains the days of the week.  WACOAL would find out that it was mistaken next year, as the leftovers from this year would be rubbish.

ちょうど去年の今頃、WACOALが実施しているブラジャーのリサイクル企画についてご紹介しました。誰にも中身をチェックされることなく再利用へと回る仕組みが秀逸なんです。

 

[1] 去年の回収袋は曜日なし [2] 今年の回収袋は曜日あり [3] 今年の切手はカエル

今年も企画が続行しているんだな…というのを店頭のポスターで知りまして、回収袋をもらったら去年と同じデザインでした(写真[1])。ブラジャーの回収は2月12日の“ブラの日”から、4月22日の“アースデイ(地球の日)”までの2ヶ月と10日間とされています。回収袋には、企画の開始日と終了日がしっかりと印刷されていますが、よくよく見ると、曜日の印刷がありません。曜日は毎年ずれていきますからね。曜日を印刷してしまうと、その年にしか使えず、残ったものは廃棄せざるを得なくなります。エコな企画がゴミを出すのはよろしくありません。しかし、開始日と終了日をブラの日と地球の日に固定し、回収袋には曜日を印刷しないようにすれば、残ってしまっても翌年そのまま使えます。企画の“続けやすさ”まで視野に入れていて素敵!

と、WACOALをべた褒めしようと思っていたのですが、今日、店頭で今年のデザインの回収袋を見つけてしまい(写真[2])、それにはバッチリ曜日が印刷されていて、アレレ…。来年、今年の残り物を使い回せないことに気がつくことでしょう。願わくば回収袋のデザインにかかる前に気がついて、曜日は印刷しないって方針になるとイイなーと思います。でも、参加のお礼にと配布する切手のデザインには、来年もカエルを入れて欲しいです(写真[3])。