大鳥居の麓から

2013年01月07日(月) 18:01

日本発信四方山話, 広島

REPORT FROM ROOT OF THE TORII: Even if the forecast says the low tide is not low enough for you to close with the root of the torii, it can be possible depending on the weather as we made it. There are so many findings when you get close to it, so never give up!

念願だったんです、大鳥居の麓まで歩いていくのが。潮が引く時間と最高に引いたときの潮位の予報から考えて、大鳥居の根本にタッチするのは無理かなーと半ば諦めていたのですが、行けた。案外、行けました。インターネット上の情報によると、大鳥居の根本まで歩いていける潮位の目安は“100㎝以下”です。しかし当日の予報は117㎝。プラス17㎝だもの、ふつう諦めます。でも行けました。そのときの天候などの影響も受けるのかもしれません。だから、これから行く人も諦めないで!

潮が引いても、足元はグジュグジュなのではないかと想像していましたが、それも無用な心配でした。水のないところなら普通にサクサク歩いていけます。さっきまで水に浸かっていた鳥居の根本には藤壺がワッサワッサ。その隙間に、願掛けの硬貨が大量です。間近で見ると、鳥居の柱一本一本が“木”であることを思い知らされます。まるで地面からふつうに木が生えているかのよう!

 

大鳥居を麓から見上げてもう一つ気が付いたのは、鳥居に掲げられている神社の名称が、本殿側から見たときと海側から見たときとで違うことです。本殿側から見たときは“伊都岐島神社”、海側から見たときは“嚴嶋神社”となっていました。写真で確認できますか? なぜ二つの書き方があり、それらを共に鳥居に記しているのかなど、あー、行く前に分かっていれば神職さんをつかまえて問いただしてきたものを、後の祭り。残念ですが、次に訪れたときの課題としよー。

とにもかくにも、真下から見上げる大鳥居は荘厳でした。ぜひ。