浜松城をついに見学
2012年10月31日(水) 19:41
日本発信四方山話, 静岡HAMAMATSU CASTLE: It is known as a castle where Ieyasu Tokugawa, the founder and first Shogun of the Tokugawa Shogunate of Japan, spent his early days. It is a tiny castle, much smaller than I expected, but if I really think about it, there is no surprise because Ieyasu hadn’t won power yet when he was here.
仕事で何度足を運んだか分からない静岡県浜松市。行くたびに鰻を食べて舌鼓を打っていましたが、浜松城はいつも素通りでした。仕事が一段落して、足を運ぶ機会が遠のきそうだし、好天にも恵まれたってーことで駅からてくてく浜松城へ行ってみるか~。
で、到着。結構遠かった。めっちゃこぢんまり。
徳川家康がその若き頃(29~45歳)を過ごしたお城です。家康の生涯最大の敗戦とも言われる三方ヶ原の合戦で武田群に追われる身となり、命からがら逃げ帰った先がこの浜松城です。そのとき、自分の憔悴しきった姿を像として残し、生涯この敗戦を忘れぬよう戒めとしたらしい。憔悴しきった姿にいまいち見えないですけども…。
小ぶりなお城で展示も少なく、内部の見所は多くありませんでした。一応(?!)鞍と鐙はガン見してきましたけども…(笑)。一緒に荷役馬の鞍っていうのもありましてそっちも見慣れなくて興味深かったです。あと、天守台地下にある井戸が見せ場の一つっぽかったですが、城の水利は極秘だったためにまったく資料が残っておらず、それはつまり想像を元にした復元だということで見せ場としてはパンチに欠ける。
やはり城は外見だ。うん。そういうわけであっさり中の見学を終了して外へ。自然石をただ上下に組み合わせて積み上げているだけという野面積み(のづらづみ)の石垣はなかなかの見応えでした。これで崩れにくくて堅固だっていうから昔の人の知恵は侮れませんよね、ホント。石垣の不揃いと城壁の整然とした格子が絶妙な相乗効果で美しーです。
最後に、若き日の徳川家康公の銅像にご挨拶して、さようなら。結論。浜松観光はやはり、城より楽器博物館である。