2012年7月の読書記録

2012年08月20日(月) 18:22

本&映画の紹介

7月は4本ものプロジェクトを同時進行させるという驚異的なスケジュールを成し遂げた我ながら頑張った一ヶ月だったのだ。だから読書量が少ないのは仕方ない。そう、仕方ない。

 

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1851ページ
ナイス数:32ナイス

超訳「カタカナ語」事典 (PHP文庫) 超訳「カタカナ語」事典 (PHP文庫)
FBで唯一“会ったことないけどお友達”な方が執筆に携わったという本を気楽に読んでみたら、カフェオレとカフェラテとカプチーノの違いがすっきり分かって得した気分(笑)。そんな感じで知ってるつもりで知らなかった用語が多々あることに気づかされます。ちょこちょこ挟み込まれているウケ狙いにあっさり笑いをとられるので電車内要注意。
読了日:07月01日 著者:造事務所

K・Nの悲劇 (文春文庫) K・Nの悲劇 (文春文庫)
憑依なる超自然現象も、精神科医が冷静に紐解けば科学的に説明がつく。認知科学を勉強してきたとは言え、未だに非科学的な発言をして旦那に白い目で見られている私にはすごく勉強になる小説だった。小説で勉強っていうのも稀な経験(笑)。オチは簡単に想像がつくのに、ページをめくる手が止まらないのはやはり高野和明氏の筆致がスゴイってことなんだろーな。
読了日:07月08日 著者:高野 和明

100円のコーラを1000円で売る方法 100円のコーラを1000円で売る方法
営業あがりの鼻持ちならない小娘が出来のイイ、おまけに忍耐力もある上司(現実世界では希有な存在かもな…笑)に恵まれてマーケティング理論を一つずつ学んでいくっていうストーリー仕立てのマーケ本。知ってることばっかりだったので若干消化不良かな。
読了日:07月13日 著者:永井 孝尚

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書) 医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)
絶対にそうだと思ってたけど、確かにわたしは言語優位であった。しかも言語抽象タイプね。完全に納得。これを読んで改めて思ったけれど、人間の認知特性を知ってる親の子と知らない親の子にはきっとはっきり差が出る。マタニティクラスとかで、認知特性を教えるべきだ、うん。子育て中のパパママにオススメです。
読了日:07月17日 著者:本田 真美

町長選挙 (文春文庫) 町長選挙 (文春文庫)
「今となっては、伊良部そのものが、自分にとっての精神安定剤だ。」なんか妙に笑えて重たい台詞が登場したな…。また買ってしまったよ、伊良部本を。仕事で疲れた日の帰り道でも、これなら読める。
読了日:07月21日 著者:奥田 英朗

100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか 100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか
すごい時間がかかった…。ただ読むだけじゃダメ。考えながら読む本。そのための本。だからすごい時間かかりますので、あしからず。すごく考えさせられるけど、いまひとつココロに残る実験がなかったと思うのは、考えが足りないせいだろうか?
読了日:07月24日 著者:ジュリアン バジーニ