残量を知らせる小窓

2012年08月15日(水) 18:48

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HELPFUL LITTLE WINDOW: ASTALIFT renewed its bottles again. For consumers who are eager to use to the last drop of every cosmetic, the little window at the bottom edge of the bottles is really helpful to check the remaining amount. FUJIFILM seems to keep learning its users, which is good.

愛用しているアスタリフトの化粧水と乳液のボトルデザインが少し前にリニューアルされました。初代(写真[1]の右側)から2代目(写真[1]の左側)へ変わるときには、ゴールドに輝いていた“FUJIFILM”の文字を白色に統一してコストダウンを図ったり、その分、情報量を増やしてユーザーの意識を違うところに向けたりしているって話を約2年前にブログに書きました。

 

[1] 2年前のリニューアル [2] 残量窓が新設されました [3] 花言葉が隅に追いやられた

そして最近のリニューアルは、残量を確認するための小窓の新設です(写真[2])。毎朝使っていれば重さで分かりそうなものですが、高い化粧品なので最後の一滴まで無駄なく使いたい消費者にとって、この小窓はかなり嬉しい窓なのです。わたしのみならず、この小窓を欲するユーザーの声はたくさんあったようで、それを反映してのリニューアルとのこと。UCD(ユーザー中心設計)できててエライぞー、FUJIFILM。

あとですね、アスタリフトのWebサイトも以前軽く(いや、かなりこっぴどく)やっつける内容のブログを書いたのですが、これも何気にリニューアルされていて(写真[3])、不要の極みだった“今日の花言葉”の優先順位をかなり下げたデザインになっていました。よしよし。なんとなく好感度アップ。もうしばらくはアスタリフトのお世話になろうかと思います。