チューリップ・ファンタジア

2012年04月24日(火) 16:17

日本発信四方山話, 東京

ART WITH TULIP PETALS: Sogetsu Ikebana exhibition with tulip petals is now held at Marunouchi building, which turns out to be quite disappointing, though. The idea, reusing the petals for an art before they become garbage, is good, but its overall design didn’t look good at all. I may be blind to this kind of art.

今日と明日の二日間、丸ビル1Fマルキューブで開催されている“チューリップ・ファンタジア”をとっても見たいナーと思っていたので、いろんな用事のついでに丸の内に立ち寄ってきました。

 

[1] 寄ってみれば素敵 [2] 竹串の先端のは何? [3] 全体像としてもどうなのコレ?

球根栽培のために摘まれてしまう花びらを活用したアートらしい。鮮やかな赤色の花びらがたっぷりと幾重にも重なり合ってて素敵(写真[1])…と思う部分もあるにはあるのですが、透明のビニールに入れた花びらを木串の先端に散りばめたりとかしているのは(写真[2])…意味不明。2階や3階へ上がって、少し引きで眺めてみるように!とのお触れがあちこちにあって、言われるとおり上から見下ろしてみたら(写真[3])、どうなのコレ?幼稚園児のお絵描きみたいな仕上がりになってますけども。何を隠そう私が描いてもこんな感じになる可能性はありますがね(笑)。それにしても、いけばな草月流の華道家たちが考える新たなチューリップの姿っていうのは、コレですか…。本気ですか?それとも私の目が節穴ですか?

10万枚のチューリップの花びらが織りなす色とりどりのいけばな空間を堪能できる、という触れ込みだったのだが、いけばなに対する信頼が音を立てて崩れていく感じでした。富山で見たチューリップ畑を思い出してリセットしよう。